「スポーツようかん」で翌日もハードに運動
2012年04月10日
その名も「スポーツようかん」を発売。
4月5日のダイヤモンドオンライン、
4月7日のMSN産経ニュース
でも取り上げられ、話題です。
グラフ左が運動終了直後~120分の間に筋肉に
ようかんの主成分は糖質。筋肉にある糖質、
グリコーゲンは筋肉を動かすエネルギー源。
グリコーゲンはハードな運動で消費されます。
早く戻さないと、翌日ハードな運動ができません。
●運動直後の糖質補給は回復を約3倍早める
同じ人が、一週間空けて同じ強度の運動をした後に
糖質を補給。同じ量、運動直後だけに摂った場合と、
2時間後だけに摂った時に、グリコーゲンとして
筋肉に合成された量を比べた実験があります。
古旗照美: 競技特性別にみた栄養サポート
パフォーマンスを最大限に発揮する競技. 臨床栄養 2008; 113(7)から抜粋
パフォーマンスを最大限に発揮する競技. 臨床栄養 2008; 113(7)から抜粋
□:運動終了直後にとった場合
■:運動終了2時間後にとった場合
グラフ左が運動終了直後~120分の間に筋肉に
取り込まれたグリコーゲン量。
運動直後に糖質を摂った□は、運動終了2時間後に
糖質を摂った■に比べて、グリコーゲン合成量が
約3倍になります。
●2時間後に摂っても上がらない
グラフ右が120~240分の間に筋肉に
グラフ右が120~240分の間に筋肉に
取り込まれたグリコーゲン量。
□と■に差はほとんどない。
糖質を運動2時間後に摂っても、運動直後のように、
グリコーゲンの合成スピードが上がることはありません。
この差が、運動終了4時間後のグリコーゲン
貯蔵量に影響します。
運動直後に糖質を摂った方が、約50%も筋肉の
グリコーゲン量が多くなることがわかっています。
グリコーゲンの回復には、運動終了後、
いかに早く糖質を補給するかがポイントです。
●運動直後に食事を摂るのは難しい
とは言え、運動直後は食欲がそれほど高くないので、
とは言え、運動直後は食欲がそれほど高くないので、
あまり食べることはできません。
それに、ストレッチ、シャワー、着替え、ミーティング、
移動などで、食事を取れる環境にないこともあります。
ようかんは小さいので、食欲が落ちた運動直後
でも食べられる。持ち運びにも便利。
どこでも食べられます。
ようかん以外の、お菓子、おぎにりなども運動直後の
糖質補給に適しています。
糖質が豊富な食べ物で好きなものがあったら、
運動直後に食べるのがお勧めです。
チョコレートやケーキはカロリーも高いので、
1日の総摂取カロリーを越えないように注意する
必要はありますが、筋肉の回復にはグリコーゲンの
回復が必要です。
翌日もハードに動きたいなら、
運動直後に糖質を補給しましょう。
コラムニスト:柴田 明
フィジカルトレーナー
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