不遇の「ふぐ」より福の「ふく」
2012年03月16日
おはようございます。
「箸道」と「サイコロジック」の牟田実(むたみのる)です(^。^)
今回は、前回の「ふく三昧で福来たる」の続編です。
まだ、前回のコラム「およびでない」ではなくて、
「お読みでない」方はこちらをご参照ください。
下関では、「ふく」は福につながるので、「ふぐ」ではなくて「ふく」と表記するという
お話を前回させていただきました。
そうしたら、地元のある方から、こんなことも教えてもらいました。
「ふぐは『不遇』につながるので『ふく』が使われるんだよ」
そうなんだ。奥が深い。
さて、今週も行ってきましたよ。わざわざ下関へ。
何しに行ったかって? ふくの朝食をいただくためです。
下関駅に着くと、ホームでかわいい「ふく」がお出迎え。
さっそく「福」を感じました。

そのとなりには、みすゞちゃん。

かわいいですね。
ところで、この人誰だか知ってます?
大正から昭和の初めにかけて活躍した童謡詩人「金子みすゞ」。
知らない人はこの際覚えておきましょうね。
駅を出て、街を歩くとこんなものが。

下水道のマンホールも「ふく」です。
今回の下関訪問の目的は、「朝ふく」をいただくこと。
ふくの一夜干しとふくのお粥をしっかりいただきました。

朝から福をたくさん。
ごちそうさま。
これで目的達成。さあ、東京に帰るか・・・
そうそう、下関駅で珍しい人に会いました。
昔は東京でよくみかけたのですが、最近はあまり見ない。
見ないと思ったら下関にいたんですね。

カーネル・サンダースおじさん。
お久しぶりです。
あー、おいしかった。
今日は、ここでおしまい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、お会いしましょう。
コラムニスト:牟田 実
食と生活ラボ代表
食と生活ラボ代表 http://www.shoku-labo.com/
NPO法人日本箸道協会 副理事長兼事務局長 http://www.hashido.net/
Facebook: http://www.facebook.com/minoru.muta
m-muta@hashido.net