箸道 ~食と生活とおいしい生き方~

ふく三昧で福来たる


おはようございます。
「箸道」と「サイコロジック」の牟田実(むたみのる)です(^。^)


本屋さんに行ったら、平清盛や平家に関する本のコーナーがドーンと設置されていました。
大河ドラマの影響というのは大きいんですね。

平家と言えば、源平合戦
源平合戦といえば、壇ノ浦
壇ノ浦と言えば、下関
下関と言えば、ふぐ

ということで、先日下関でふぐ三昧してきました。
生きていてよかった。
「福」を感じました。

注:下関では、「ふぐ」と表記せずに「ふく」と表記するのを数多く見かけます。
これは、ふくは福につながるということから来ているそうです。
ですので、私も、ここでは「ふく」でご紹介させていただきます。
皆さんに、福来たれ!

まずは「ふくさし」と「ふくの茶碗蒸し」からスタートです。
PA0_0073.JPG




























そういえば、関西では、「ふくさし」のこと「てっさ」と言いますよね。
薄造りで花弁のように盛り付けるのが特徴です。 写真は一人前なので、花弁にはなっていませんが。

お次は「ふくサラダ」
PA0_0072.JPG




























ふくの皮がサラダに入っていて、コリコリと食感がなかなかです。

そして「ふく西京焼き」
PA0_0071.JPG




























つぎに出てきたのは「ふく唐揚げ」
PA0_0070.JPG




























ふくの身入り煮こごりが添えてあります。これまた美味。
一気にかぶりついて「いただきまーす」。

唐揚げとくれば天ぷら。
「ふく天ぷら盛り合わせ」です。
PA0_0069.JPG




























岩塩を細かく砕いて、それをつけていただきました。

さて、メインがでてきました「ふくちり」
PA0_0068.JPG




























関西では、「ふく刺し」を「てっさ」と言いますと先程書きました。
「ふくちり」のことは、関西では「てっちり」というそうです。
しかし、東京でも「てっちり」ということはあるなあ。

ちなみに、「ふく」のことを関西では「てっぽう」と呼ぶことから、
この「ふく」のところが、「てっぽう」の「て」」になったとのこと。
「て」は「ふく」の代名詞だったんだ。

締めはこちら。「ふく雑炊」
PA0_0067.JPG




























「あーもう、お腹いっぱい」といいながら、お替りを2回もしてしまいました。

すみません。今回は、福を独り占め。
あー、おいしかった。

今日は、ここでおしまい。

最後までお読みいただきありがとうございます。
また、お会いしましょう。

コラムニスト:牟田 実

食と生活ラボ代表

食と生活ラボ代表 http://www.shoku-labo.com/
NPO法人日本箸道協会 副理事長兼事務局長 http://www.hashido.net/
Facebook: http://www.facebook.com/minoru.muta
m-muta@hashido.net

本ページはプロモーションが含まれています。