ふく三昧で福来たる
2012年03月07日
おはようございます。
「箸道」と「サイコロジック」の牟田実(むたみのる)です(^。^)
本屋さんに行ったら、平清盛や平家に関する本のコーナーがドーンと設置されていました。
大河ドラマの影響というのは大きいんですね。
平家と言えば、源平合戦
源平合戦といえば、壇ノ浦
壇ノ浦と言えば、下関
下関と言えば、ふぐ
ということで、先日下関でふぐ三昧してきました。
生きていてよかった。
「福」を感じました。
注:下関では、「ふぐ」と表記せずに「ふく」と表記するのを数多く見かけます。
これは、ふくは福につながるということから来ているそうです。
ですので、私も、ここでは「ふく」でご紹介させていただきます。
皆さんに、福来たれ!
まずは「ふくさし」と「ふくの茶碗蒸し」からスタートです。
そういえば、関西では、「ふくさし」のこと「てっさ」と言いますよね。
薄造りで花弁のように盛り付けるのが特徴です。 写真は一人前なので、花弁にはなっていませんが。
お次は「ふくサラダ」
ふくの皮がサラダに入っていて、コリコリと食感がなかなかです。
そして「ふく西京焼き」
つぎに出てきたのは「ふく唐揚げ」
ふくの身入り煮こごりが添えてあります。これまた美味。
一気にかぶりついて「いただきまーす」。
唐揚げとくれば天ぷら。
「ふく天ぷら盛り合わせ」です。
岩塩を細かく砕いて、それをつけていただきました。
さて、メインがでてきました「ふくちり」
関西では、「ふく刺し」を「てっさ」と言いますと先程書きました。
「ふくちり」のことは、関西では「てっちり」というそうです。
しかし、東京でも「てっちり」ということはあるなあ。
ちなみに、「ふく」のことを関西では「てっぽう」と呼ぶことから、
この「ふく」のところが、「てっぽう」の「て」」になったとのこと。
「て」は「ふく」の代名詞だったんだ。
締めはこちら。「ふく雑炊」
「あーもう、お腹いっぱい」といいながら、お替りを2回もしてしまいました。
すみません。今回は、福を独り占め。
あー、おいしかった。
今日は、ここでおしまい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、お会いしましょう。
コラムニスト:牟田 実
食と生活ラボ代表
食と生活ラボ代表 http://www.shoku-labo.com/
NPO法人日本箸道協会 副理事長兼事務局長 http://www.hashido.net/
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