Vol.11 ターコイズの作業着に隠された意味

お久しぶりです。
書かなきゃ、書かなきゃと思いながら、気がつけば4カ月ぶりの登場です。
すみませんっ。

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駅前の喫茶店が空き地になって、
工事が始まったなぁと思ったら、あっという間にビルが建つ。
真新しいビルに強烈な印象を受けながらも、以前そこに何があったのか思い出せない。
そんなこと、ありませんか？




建物の話ではありませんが、私も先日、同じような感覚の出来事がありました。
東京メトロ（東京都内を走る地下鉄）の駅構内の清掃員の方の作業着が、
6月初旬から変わったようなのです、たぶん。
（その時期さえ覚えてない私）












2011年3月11日の直後から続く節電で、
駅はホームも階段も照明を抑え、明るさは以前の半分程度。
その薄暗さのなかで、ターコイズの新しい作業着はとてもよく映えます。

この色に決めた理由を推測するに、
まずは、薄暗い場所での視認性を意識したのではないかと。
ものすごく目立ちます。
また、爽やかでハツラツとした印象は、
通勤、通学など駅の利用者の気持ちまで明るくしてくれそうです。


ターコイズという色について、
"物事を楽しみながら行なう"と解釈することがあります。

清掃員の方たちは、お見かけするに50代～70代くらいでしょうか。
最初にターコイズの作業着を手渡されたとき、
「この色着るの？　恥ずかしい～」なんて思ったかもしれません。
でも、見ている私からすると、今まで以上に作業もキビキビとして、
仕事を楽しんでいるように映ります。
あの色の服を着ただけでやる気が出てしまうなんて、
まさに色の効果！　ですね。



と同時に、私を悩ませることが１つ。
冒頭の話ではないけれど、以前の作業着の色。
思い出せないんですよねぇ。
たぶん、クリーム色とモスグリーンだったと思うのですが。


こういうとき、無理してでも思い出すようにすることが、
脳の老化防止のためにもなるそうですよ。

皆さんは思い出せましたか？