Vol.4 料理の色が売上を左右する!?
2011年11月09日
こんにちは、カラ―セラピストの添 実のり(そい・みのり)です。
このコラムでは、
色が与える印象や効果を"色のメッセージ"と捉えて、
皆様が生活のなかに取り入れることができる簡単なヒントを
テレビ番組の放送内容に関連して、お伝えしていきます。
* * *
いきなりですが、以下の飲食店のロゴ(看板)を思い出せますか?
『吉野家』、『松屋』、『すき家』......牛丼屋さん。
『デニーズ』、『ロイヤルホスト』、『ガスト』......ファミレス。
『マクドナルド』、『ウェンディーズ』、
『ファーストキッチン』......ハンバーガーチェーン。
共通する色はなんでしょう?
答えは赤、オレンジ、黄!
冒頭の飲食店の場合、この3色のうち2色を用いたものが多いですね。
ライバル社と似通った色を使うなんて差別化できないんじゃないか、
と考えてしまいますが、そこには色の力が関係しているんですね。
赤やオレンジには暖かさや興奮、食欲増進という意味があります。
また、時間の経過を感じる色でもあります。
30分しか滞在していないのにもっと長く過ごしたかのように感じてしまうので、
お客さんの回転率を上げる効果もあります。
冒頭のお店はみんなファストフード。
色で回転率が上がるなら、積極的に取り入れて売上アップを図りたいですよね。
そんな、色と食との関係に関する番組がありました。
11月8日深夜放送の『お願い!ランキング』(テレビ朝日/月―金0時20分~)。
居酒屋チェーン『はなの舞』が、和食料理人の青木有紀さんに
カボチャを使った新商品開発を依頼するという企画なんですが、
味以外にどんなポイントで商品化が決まったと思いますか?
それは、料理の色。
カボチャとエビのはさみ揚げという料理を試食した経営者が一言、
「黄色と赤の組み合わせは売れる」。
確かに!
お店の内装やロゴが食欲をそそるくらいなら、
料理の色が食欲をアップさせるのは当然。
そんなことを考えるうち、
「ケチャップのかかったオムライス」
「カレーに添えられた福神漬」
「生卵の乗ったユッケ」
と、赤×黄色の食べものが次々を浮かんできました。
でも、逆に食欲減退しちゃいそうだと思う料理が1つ。
それは
厚切りハム(薄赤)に輪切りパイン(黄)が乗ったハワイアンステーキ!
私、温かい果物ってダメなんです。
酢豚にパインとかね......。
コラムニスト:添 実のり
カラーセラピスト
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