食の色香をほんのりと

EURO2012もいよいよ。


明け方3時45分の起床にからだも慣れてきた頃、4年に1度欧州サッカーの祭典、欧州選手権(EURO2012)もラストスパートです。
現地時間6/27と28にはいよいよセミファイナル。「ポルトガル対スペイン」「ドイツ対イタリア」、どちらの試合もサッカー好きにはたまらない試合ですね。

現地時間27日の夜(日本時間28日(水)3:45~)は、イベリア半島対決「ポルトガル対スペイン」。
ポルトガル料理もスペイン料理も好きですが、今夜はスペインの家庭料理、にんにくを使ったスープ「sopa de ajo(ソパ・デ・アホ)」でパワーをつけて試合に挑もうと思います。深夜・早朝起床のからだにパワー補給をいたします。

ソパ・デ・アホとは、にんにく風味のパンと卵の入ったボリュームたっぷりスープです。イタリア・フィレンツェにもかたくなったパンを活用する「リボリータ」というパンスープがありますが、ソパ・デ・アホも同じくかたくなったパンを美味しくいただけるメニューです。


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(作り方)
①鍋に水と叩いたにんにくを入れ火にかけ、にんにくスープを用意する。
②別の鍋にエクストラヴァージンオリーヴオイルを入れ、刻んだにんにくをじっくり炒める。
③サラミ(または生ハムやベーコンなど)とかたくなったパンを粗くスライスし、にんにくが色づき始めたら②に入れ、さらに炒める。
④にんにくがきつね色になったら、塩・胡椒・パプリカを入れ、①のスープを入れる。
⑤沸いたら、卵を入れ、仕上げに一口大に切ったパンをのせ、出来上り。

サッカーに親しみはじめて四半世紀。日頃はもちろん日本のサッカーにわくわくしているわけですが、この欧州選手権が開催される都度、あぁヨーロッパの人になりたい...と思いつつ寝不足生活に陥ります。さらに冷たいものをとりがちになる今の時期、食卓になるべく温かい献立を入れ、からだが冷え過ぎないよう気をつけています。ソパ・デ・アホ、とても簡単です。ぜひお試しを♪



■お知らせ■
梅雨まっただ中な今。梅を漬けたり、雨音でのんびりしたり、夏を前にちょっとスローに過ごす水無月も好んでいます。
またこの時期は、梅雨鰯とも言われ、鰯がぷっくり太ってきて、脂ものり、大変美味しい時期を迎えています。鰯は包丁を使わず手でも開ける、とても重宝なお魚です。生でも焼いても揚げても煮ても美味しい嬉しいお魚です。

7/8(日)、代官山のキッチンスタジオALで開催する「和食の基本レッスン」では、鰯の手開き実習のほか、のどごしツルリなそうめんとそうめんつゆ等々、夏に楽しめる献立をご用意しております。和食のいろはを盛り込んだ一発和食基本レッスン、どうぞお気軽にご参加ください。お待ちしております。
日時:7月8日(日)/昼の部11:00~14:00・夜の部16:00~19:00
場所:キッチンスタジオAL(アル)(東京・代官山)
詳細はこちらまで → http://al-tokyo.blogspot.jp/2012/06/7.html
AL → http://www.al-tokyo.jp/

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コラムニスト:奥田 ここ

奥田ここ料理教室主宰

奥田ここ Twitter ID:http://twitter.com/KokoOkuda
コンタクト先:kokookuda.info@gmail.com
奥田ここBlog 「馳走」:http://chisou.typepad.jp/

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