やっぱりオンナは綺麗でなくちゃ!

優しさの定義


先日仕事絡みで、とある男性と食事をしていたところ。
ちょうどいい感じでお酒が回った頃、彼が唐突にパートナーについて語り始めました。
2度の結婚と1.5回の別れ(今は微妙なところだそうで...)という現在。
「果たして、僕は幸せになれるんだろうか?」という疑問が湧いたらしいのです。

実家のご家族の事で少し辛いことがあり、仕事以外にも忙しい日々が続く。
最近は、精神的にも肉体的にも不安定な日々だったと語る彼。
そんな状況下では、愛する人やパートナーに何かして欲しいと思って当然だし、
それをしてくれなかったことを愚痴る彼の気持ちも良く分かります。
なので、私も辛抱強く聞いていました(笑)

誰だって愛されたいし、その愛を語って欲しいし、その愛を行動に移して欲しい。
特に辛く悲しい時なら、こちらが何も言わずとも心を理解して、
先回りして、行動に、言葉に移して欲しいと願うのは当たり前のことだと思います。
ただ、「僕は相手が望むことは何でもしてあげてる」と自分を評する彼。
そんな彼の本心は「してあげてるから、して欲しい」だとすると、
少し違和感がありました。

全く別のお話ですが、別れを決断したあるカップル。
別れの時、彼が「僕は今まで君を喜ばせるようなことをしてこなかったし、
喜ばせるような物もあげなかった」と言いながら、プレゼントを差し出したそう。
結構な大きさのもので、ズッシリとした重み。
開けてみると南国のフルーツが2個。
「君が好きな物が分からなくて、唯一僕が知っていたのがこのフルーツだったんだ」と。
私はこの話がとっても好きです。

"優しさ"の定義は人それぞれだと思います。
私は、「表面的な優しさ=真の優しさ」とは限らないと思っているし、
必ずしも、言葉を発したり行動を起こしたりしたその瞬間が
相手に"優しさ"として理解される時ではない。
そう考えています。
時間が経ってずっと後になって理解される"優しさ"。
こちらの方が大きな愛が含まれている気がしてなりません。
恩師の言葉とか両親に叩かれた記憶とか。

別れる時になって初めて「君が好きな物が分からない」と気づいた彼。
どんなに沢山のことをして貰ってきたかに気づいた時が、彼女に何も返せなくなった時。
唯一好きな南国のフルーツを送ることが彼の彼女の"優しさ"へのお返し。

そして、愛する人に今すぐ何かして欲しいと思った時。
して欲しいことを、ちゃんと「して欲しい」と相手に伝えるのは"優しさ"だと思います。
何をしてあげたらいいのか、パートナーだって分からないこともある...でしょ。
大人になると、とても勇気がいる行動だけど、伝えないで「してくれない!」って
相手を非難しても何も始まらない。

愚痴る彼には、この言葉のまま伝えましたが、
結局私の"優しさ"は彼にすぐには伝わらなかった(笑)
時間が経って気づいてくれたら、嬉しいなぁと今は思っています。
コラムニスト:井関 紀子

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井関紀子 twitterアカウント
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顔のたるみ研究所所長
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