「アメドラ」はこうやって観るのが一番楽しい!

もう限界、もう限界っていいながらここまできたじゃないか


聞くとぜったい泣いちゃう曲があるんですけど。

いつでもどこでも100%の割合で
涙が流れちゃう曲。

D.Wニコルズ 「マイライフストーリー」
http://bit.ly/v1f6i7

サビの部分のここ。

「もう限界、もう限界っていいながらここまできたじゃないか」


しんどくて、限界って思いながらも乗り越えてきた
自分に重ねあわせちゃって、じーん。(胸の高鳴り)


次はここ。
「あきらめない、つーかはじまってない。今やらなくて、いつやるんだ」


そうやで。そうやん!
って励まされて、ダーーーーー(涙の音)


そこからひもづいて、
今日のテーマは「都会とふるさと」。
大好きな「Sex And The City」を例にとりながら。

どうでもいいけど、
「テーマは◎◎。○○を例にとりながら」
って、何やらお料理のメニュー名みたい。

「メインはマトン。ギリシャでとれた岩塩をそえながら」
みたいな。


さささ、本題に。


こんなしょーもないことを言ってる私は
東京生活、かれこれ9年目。

これまで2回ほど、地元の岡山県に帰ろうとしたことがあります。

一回目は、
そのとき周りにいてくれた先輩や友達、
そのとき舞い込んできたお仕事、
人やタイミングに恵まれて、自然と残る流れに。

二回目は、
周りもさすがにもう止めなかったし、
仕事もやめちゃってもいいやって思った。

でも、ここで帰ったら、
もう東京には戻ってこれない気がして。

あと1年だけやってみて、だめなら帰ろう、うん、そうしよう。
と、自分で自分をなだめて、踏みとどまる。


そんで、今。
今は場所のこだわりがなくなりました。

東京でも岡山でもアメリカでも
やりたいことや夢が実現できる場所なら、どこにいたって私は大丈夫。
(う~ん、かっこいい、私!笑)


しかーーし、
この、過去2回の「出戻り未遂事件」は、しんどかったーー。

その時を思い出すと、
今、東京にいる自分を不思議に思う反面、
ここまでやってきた自分をほめてやりたい気持ちで
いっぱいになる。

だから、
前述した曲「マイライフストーリー」の
「もう限界、もう限界っていいながらここまできたじゃないか」
の部分は、聞くともう、涙が止まらなくなるんです。

そうだそうだ、何度も帰ろうとしたのに、
そうしないで、今日までがんばってきたじゃないか、って。


出戻りか~ふるさとか~
んで、今日のテーマにいきつく。


都会とふるさと。


ふるさとから離れて、都会でなんかしているみなさん。
私みたいに、「ふるさとに戻りたい」って思ったこと、ないですか?

経験上、ふるさとLOVE男子は大学卒業と同時に
ふるさとに戻っていきますね。
うーむ、いさぎよいー。


女子は別なのだな、きっと。

・東京の企業に就職して、華やかな社会人ライフを楽しみたい、
・バリバリ仕事したい!
・都会のメンズと恋したい!

などなどの理由から、
女子は、一度出てきた東京から簡単には抜け出せない
傾向にある気がします。


うーむ、誘惑の多い街やで、TOKYO。

でも、以下のようなときにふるさとに帰りたくなったりもする。

・ふるさとにいる、両親が気になる、
・仕事に行き詰まる、
・ひどい失恋をする、
・お金がなくなる、
・人に裏ぎられる、

などなど。

いずれにせよ、
何らかの事件がきっかけで、
一人でいるのに耐えられなくなったとき。

人生のペースをおとしたい、
家族にそばにいてほしい、
そうだ、ふるさとに帰って再スタートをきってみよう、
なーんて気にもなったりする。


そういうもんかと思ってたけど、
「SATC」はま逆。

WE LOVE N.Y?
WE HATE COUNTRY!!
(都会がだーーーいすき?田舎はだいっきらい!!!)

主役4人、これをモットーに生きてる。

びっくりしたのが、このシーン。

キャリーの今のパートナーであるビッグが、
N.Yでのあくせくした生活に疲れ、カルフォルニア州に移住することを決めます。
(ナパというとこで、おいしいワインが製造される、最高の場所?)

でもキャリー。
恋愛至上主義のキャリー。

ビッグについていかなかったんですね。

もちろん当時の2人は色々あって、恋人同士ではなくて親友同士。
だからついていく義理なんてどこにもなかったんやけど、

とはいえ、とはいえ、とはいえ、
キャリーはビッグを心の底ではずっと愛してたから。


ついていってしまうこともできたのに、
キャリーは迷いもなくN.Yに残る道を選ぶ。


いやぁ、ビックリ。
大好きな人についていかなかったことにびっくりっていうより、



だって、

かルフォルニアだぜ???笑。


最高にゆるーい街なのにーーー。
ワインもおいしいし。


アメリカでは、
カルフォルニアが都会じゃないんだ
ってことに、目からうろこがでながらも、


好きな人よりも何よりもN.Yをとるって。


そんなに都会が好き?
一人がしんどくなるときはないの?
ふるさとに逃げたくなるときはないの?


んで、気づいたんです。
それこそが、彼女たちが都会を好きな理由なんや、と。

都会は、
一人に耐えきれなくなることもあるかど、
一人が耐えきれないときに、逃げこむことが容易にできる。


そう、
「24時間365日現実逃避」
ができるんです。

一人が耐えきれないとき、つらいとき、

すぐに誰かとお酒が飲める。
終電だって遅い。
逃してもタクシーでなんとかなる。
ま、朝まで飲んでもいい。
飲みすぎてフラフラになって帰っても、
お風呂に入らずにバタンキューしちゃっても、
誰にも何も言われない。
一人で映画みたい!と思ったらその足でいける。
買い物だって仕事終わりにいけちゃう。
ほしいものはすぐに手に入るし、やりたいことはすぐにでいる。

耐えきれないとき、
都会は、田舎より逃げることが簡単なんです。
逃げる場所が多いんです。人が多いんです。時間が多いんです。


ふるさとへ帰ることなんて一切考えない彼女たちは、

強いのではなくて、
強くないからこそ、ふるさとへ帰れない
のかも。


んじゃ、岡山に帰らず、東京に踏みとどまった私は、
ひょっとして、がんばったって思っちゃってるけど、
ただ、現実逃避を続けたかっただけ??


うーん、そうなのかも・・・

そう思うと、あらら、涙が一気にひいていく。

これからは、「マイライフストーリー」を電車の中で聞いても
大丈夫そうだ。


Special Thanks
Haruka
コラムニスト:伊藤 遥

ベリトランス 広報

Facebook:http://www.facebook.com/itoharuca

本ページはプロモーションが含まれています。