二度目の環境大臣賞
2012年04月02日
古巣のエスパルスが環境大臣賞を受賞しました。二度目です。
わたしが在職時代に始めたエコ活動がさらに評価されました。
会長が大喜びして電話してくださったのですが、嬉しかったですね。
やった仕事が評価されるのって、いくつになっても感激します。
エスパルスが京都議定書の5年の期間に合わせてホームゲームで行う100試合を
カーボンオフセットマッチにしたことが前回の主な受賞理由でしたが、
今回はさらにそれ以外の活動が評価されたようです。
それは例えば幼稚園や保育園の庭にポット苗を植えて芝生化したりする活動です。
静岡の地球温暖化防止活動センターと協力して、園庭にポット苗を植え、子供たちや先生、
父兄の方々が水をやって育てると、だいたい半年ぐらいで園庭が緑になるのです。
初めて芝生化した園では、そのお披露目のときに「芝生開き」と称して、
今ドイツで活躍している岡崎慎司選手などと一緒に赴き、園児たちと一緒に芝生を楽しみました。
そのときの子供たちの活気あふれる楽しげな表情と言ったら!
はだしで走り回ってでんぐり返りをして喜ぶんですよ。
ちなみに、わたしが株式会社アスランを設立したのは、そういった活動をもっと広げたいと
いうのが動機です。
今回の受賞はそういった地道な活動が評価されたと聞いています。
そして当時キャプテンだった兵働明弘選手が、珊瑚を育てて海に戻す水族館の活動に
共感して始まった援助は、小野伸二選手に引き継がれました。
選手にも確実にエコ活動が浸透しているのって、本当に嬉しいことです。
でも、残念なこともあるんです。集めたポットボトルで2011年には創るはずだった選手のユニフォームが、まだできていないことや、新しい活動が生まれていないこと。
2度の環境大臣賞受賞です。フロントの方々、みんなが注目しているんですから、
お忙しいでしょうけれども、エコ活動にも注力してくださいませね。
コラムニスト:うまごえ 尚子
株式会社アスラン 代表取締役
西野努オフィシャルサイト:http://www.tsutomu-nishino.com/
アスランHP:http://www.aslan.jp.net/