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ベジタブルラーメンがエコになる?


先日「ベジラーメン菜菜」という新製品の発表会に行ってきました。
野菜だけを煮込み、旨味を抽出した塩味スープに、緑色の麺。
トッピングにはプチトマトや三つ葉などがサラダ感覚で乗っていました。

緑の麺には「スピルリナ」という植物が練り込まれていて、
完全ベジタブルのラーメンだそうです。
しかもラーメンというとカロリーが800〜1,000キロカロリーですが、
これは約411キロカロリーだとか。
カロリーを気にする人々にとっては何とも嬉しいラーメンができたものです。

九州出身のわたしにとっては
「これ、美味しいけど、やっぱり、ラーメンはトンコツよね」
と思う一瞬もあったのですが、はてよと思いとどまりました。

みなさんは牛肉1キロを生産するのにどれくらいの穀物が必要だかご存知ですか?
答えはトウモロコシだと8キロです。
でも、高級和牛だとさらにその量は増えて10キロとも言われています。
世界で生産されているトウモロコシは約6億トン。
なのにそのうち4億トンが家畜の飼料に使われているのです!
信じられない量です。そして世界で飢えている人の数は。。。

早とちりしないでくださいね。肉を食べるなと言っているのではないのです。
日本や先進国で「廃棄されている肉」の量にふと思いが及んだのです。
もしも廃棄を止められたなら、その量を減らすことができたなら、
そこまでたくさんの肉牛を育てる必要が生じるでしょうか。
もしも育てる肉牛の量を減らすことができて、
その分の穀物を飢えている人々にまわすことができたら。。。。

お肉はおいしいです。私も好きです。
でも、もしも何回に1回かの食事をベジタリアンにしたならば、
それってエコだけじゃなくて人助けにもなるんじゃないでしょうか。
ベジタブルラーメンを試食しながら、そんなことを思いました。
コラムニスト:うまごえ 尚子

株式会社アスラン 代表取締役

西野努オフィシャルサイト:http://www.tsutomu-nishino.com/
アスランHP:http://www.aslan.jp.net/

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