線路が緑。
2012年03月24日
鹿児島に来ています。
南国らしく、とってもあったか!
昼間はブラウス一枚で歩けました。
本日帰京するのですが、東京が寒いと嫌だな〜〜なんて思っています。
さて、鹿児島では線路が緑です、っていったら何を想像します?
実は鹿児島には今でも路面電車があるのですが、その線路が緑なんです。
どういうこと? はい、線路の間とその周りに芝生が植えられているんです。
車道との交差部分にはさすがに芝生はありませんが、それ以外の場所は緑、緑、緑!
まだ全路線ではないのですが、観光客の方々が訪れる繁華街などは綺麗に整備されています。
南国鹿児島の夏は、めちゃ暑いのですが、もちろん道路の温度を下げる効果もあるとか。
でも、なにより、目の保養になります。
そして芝生の土壌には桜島が吹き上げる火山灰=シラスが使われているそうです。
桜島の灰はなにかと厄介者扱いなのですが、近年はガラス工芸に利用されたり、
石けんに加工されたりしています。
実はこの石けん、火山灰が入っているとは言われなければわかないほどにクリーミーで、
スクラブ効果があると女性には人気。発想の転換で、厄介者が人気者になる好例です。
都市の温暖化を抑制するだけでなく、目の保養にもなる路面電車の路線の緑化。
そしてそれを支えるのが、桜島の噴火がもたらす火山灰。
鹿児島に行ったら、ぜひ確認してください。
コラムニスト:うまごえ 尚子
株式会社アスラン 代表取締役
西野努オフィシャルサイト:http://www.tsutomu-nishino.com/
アスランHP:http://www.aslan.jp.net/