熱い! ご当地アイドルの世界。2011年の日本一は広島県代表の「まなみのりさ」
2012年01月04日
新年あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い致します。
作詞家&フリーランスライターの伊藤緑です。
さて、本日は年末に行われたコンテスト。
12月28日の「めざましテレビ」でも取り上げられ、
やはり熱い世界だと感じたので、記事にさせていただきます。
それは、ホリプロ主催の
<ご当地アイドルNo.1決定戦「U.M.U AWARD 2011」>の本戦。
このコンテスト。
前年は、新潟代表のNegiccoがグランプリを受賞しており、
その後、全国区での活躍も増えたということで
ご当地アイドルにとっては、非常に大切なコンテストです。
ただ、ご当地アイドルだから、人気がある、愛される、ということもあるわけで、
全国区になった瞬間、ライバルは、AKB48やKARAなどメジャー系アイドルに変わります。
そこが本当に難しいところだと改めて感じました。
コンテストでは、北海道から九州まで本戦に残ったアイドルが舞台を飾ります。
一番気になったのは、ひとつの組の人数が多いこと。マジびっくり。
10人以上のグループも多数いたような。
本戦に残ったのは以下のチームです。
フルーティー(北海道)
りんご娘(青森県)
とちおとめ25(栃木県)
CANDY GO! GO(東京都)
Y.O.Y(新潟県)
OS★U(愛知県)
Mary Angel(大阪府)
OSAKA翔GANGS(大阪府)
まなみのりさ(広島県)
S★UTHERN CROSS(鹿児島県)
審査の基準は、
1)パフォーマンス性
2)ご当地アイドル性
3)ポテンシャル・将来性
です。
そんな熱い闘いのなか、グランプリを受賞したのは、アクターズスクール広島出身で
Perfumeに続く存在といわれてきた3人組アイドル「まなみのりさ」。
まなみ、みのり、りさ の名前を繋げたグループ名。
広島では、地元メーカーとコラボした曲を歌いCM出演もしている。
そう、広島では知らない人はいないほどらしいのだ。
結果については、やや納得というところもあり、
今回の10組は、結成してからの年数にも差があって、
審査のひとつにもなったであろうチームワークが
パフォーマンスに現れる形になった。
しかし、グランプリを受賞したことは彼女たちにとってゴールではない。
これがスタート。広島で活動を続けるのか? 東京に進出するのか?
ただ、ご当地アイドルたちの積極性は重視したい。
それは物販だ。音楽業界、CDが売れないといわれているが、
彼女たちは、自らが物販を行い商品を売っていく。
それが彼女たちの魅力であり強さでもある。あのパワーには脱帽。
また、挨拶も徹底的に教育されている。
人数が多い分、おそらく一人の気の緩みが
全体に影響を与えることがあるからだろう。
パフォーマンス以外の部分でも彼女たちは、完全にチームだった。
大人たちにお膳立てされたアイドルとは違う自分たちの意思で、
自分たちの思いを伝えるご当地アイドルたち。
2012年も新しいご当地アイドルが登場するだろう。
メジャーで活躍するアイドルとの差は縮まっていくのか? どうなのか?
今後が非常に気になる。
コラムニスト:伊藤 緑
広報ウーマンネット 代表
作詞家・ライター
http://www.midoriito.jp/
広報ウーマンネット 代表
http://www.pr-woman.net/
KOTONOHA FACTORY 代表
http://kotonoha-factory.com/