Vol.14 月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』にはまるわけ
2012年09月14日
こんにちは。
カラーセラピストの添(そい)実のり です。
いま私が、久しぶりにはまっているドラマが、
『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ、月曜21:00~)。
なんとも「月9」らしいストーリーと、
オバフォー(Over 40)の私たちの間でも話題騒然です。
(miwaさんの主題歌『ヒカリへ』もドラマ盛り上げに貢献)
IT会社を経営し、自らもアイデアを存分にふるうIT長者の小栗旬さんと、
会社立ち上げのときから二人三脚でやってきたものの、
嫉妬に駆られて小栗を裏切ってしまう井浦 新さん、
そのなかで翻弄され、小栗旬に思い入れてしまう石原さとみさん。
とてもわかりやすいラブストーリーです。
でも。
オバフォーの私たちがはまってしまうのは、
ラブストーリーのときめきだけではない。
「夢」を追いかけがんばる人たちに、
自分を重ねているのではないかと、思うんですよね。
私には、『プラダを着た悪魔』という大好きな映画とダブって見えます。
こちらは自分の可能性にチャレンジし続ける女性の話で、
主人公の恋人は完全な脇役でした。
一方、『リッチマン、プアウーマン』では、
チャレンジしているのは小栗旬さんであり、
その小栗さんを応援しているようにみえる石原さとみさんも、
じつは、自分の可能性を大きく広げようとしている。
そんなダブルストーリーに解釈できるのです。
ところで。
このドラマに出てくる小栗さんが着用している服。
青、紺、水色......
いわゆるブルー系がとても多いことに、気がつきましたか?
番組HPのなかでも
スタイリストの三田真一さんが
「ネイビー、ブルー、ブラック、ホワイト、グレーなどのシックな色を選んで......」
と書いていますが、私はとくにブルーが目につきます。
ブルーは社会性を表す色。
感情を表に出さず、自分の立場を守り責任も取る。
小栗旬さんが演じる主人公は、
小さいときに母親と別れ、
どこかで人に裏切られることを恐れている。
一方、天才的なひらめきと能力で独り勝ち。
「どうだ!誰もついて来られないだろう」といわんばかり。
どちらの側面からも「心に壁がある」印象です。
青には、
そういった本心を隠すような意味合いもあるんです。
さてさて。
大好きなドラマも来週18日が最終回。
ハッピーエンドの予感はするものの、ワクワクしながら
21時を待ちたいと思います。
コラムニスト:添 実のり
カラーセラピスト
ブログ:http://ameblo.jp/minori-soi/
facebook:http://www.facebook.com/#!/profile.php?id=100002104794829