美味しい話がここにある

門司港レトロに佇む洋館「旧門司三井倶楽部」


こんにちは。

野菜ソムリエの白木浩二です。

今回は...

九州の最先端に位置する「門司港」の話題を取り上げたいと思います。

門司港という街は、かつては貿易の盛んだった港町です。

今では、大正・昭和の街並みを活かして、
レトロの街として観光地となっています。

そのおかげで、頻繁にテレビにも放送されることが多いです。

最近では、ytv(日本テレビ系列)の「ニッポン!おもてなし旅」
(2011年12月25日放送)という番組で、
俳優の杉浦太陽さんが門司港を訪れていました。


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様々な古い建物が並んでいるのですが、
その中でも国の重要文化財にも指定されているのが、
『旧門司三井倶楽部』です。

三井倶楽部は、大正10年に今とは別の場所に、
三井物産門司支店の社交倶楽部として建てられました。

平成3年より移築工事が開始し、現在に至ります。


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かつては、なんと...

あのアインシュタイン夫妻も宿泊したことがあります!

現在は一階の一部がレストランとなっていて、他は見学も可能です。

今回はこのレストランで食事をしました。


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門司港発祥の焼カレーや、名物の河豚(ふく)のコースなどもあるのですが、
今回私が注文したのが、「ふくのステーキセット」1575円です。

河豚(ふく)なのに、凄く安く感じるかもしれませんが、
門司港は目の前が関門海峡を挟んで下関があります。

下関は河豚の産地ですが、門司港も同じくらい河豚が有名です。

正直、近所のスーパーにも普通に河豚が手軽な価格で販売されているほどです。

なので、地元の人は外ではあまり河豚を食べないかもしれませんね。。。

今回は観光客の気分で注文しました(笑)。


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サラダも付いています。


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最後はコーヒーとデザートです。


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デザートはゼリーなのですが、

じっくりと見ていただくと何か入っていると思います。

はい。。。

お解りと思いますが...

「バナナ」

です(笑)。

門司港は「バナナの叩き売り」発祥の地でもあるのです!

かつて、貿易の拠点地だったので、
海外よりバナナが運ばれてきていたのですが、
途中で傷ついたり、熟成が進んだものを
門司港で叩き売っていたことが始まりだと言われています。

現在も、バナナの叩き売りは定期的に開催されていますし、
バナナを使ったお菓子などは、門司港のお土産品としても人気があります。

門司港は昔からの建築も食文化も、今もなお受け継がれている街です。

私は門司港では街の清掃活動や食のイベントにも
少し関わらせていただいていますので、
これからもこの街を盛り上げていくお手伝いができれば幸いです。

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●三井倶楽部
http://www.mitsui-club.com/

コラムニスト:白木 浩二

野菜ソムリエ/北九州ラーメン協会・理事

白木浩二オフィシャルブログ
http://cozykoji.jugem.jp/

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