デコメが減った？年賀状

2012年もスタートして、早数日。
すでにお正月ムードから、一気に仕事モードに入ってる方もいるかと思います。
私はというと、なんだかんだで年末年始もずっと
締め切りを見据えて原稿を書いておりました。

今年はゲームだけでなく、芝居の脚本など、
クリエイティブな作業がまた増えそうに思っています。

さて、年賀状が20億枚を割ったというニュースを見ましたか？
東北部に出すのを控えたからだという見方もされているようですが、
やっぱりデジタル化してるというのが正解な気がしています。

年齢的に、結婚や子供ができたという報告を兼ねて
年賀状が復活するパターンもあるのですが。
大体翌年からメールになります。

そして、今年意外だったのが、デコメの年賀状が減ったことです。
絵文字程度はついてきても、テンプレートを使った凝った年賀メールは数件でした。
デコメのCMも少なめだったし、年始の数時間は年賀メールを
控えるようにというニュースもありましたが。
まさかここまでシンプルになるとはなぁというのが、実感でした。

1つにはスマフォになってそもそも入力が面倒くさいと思っている人がいて。
その人たちからすると、わざわざデコメにまでする必要性を感じていない。

もうひとつには、画像が省略されて表示されるという人もいたので。
メールの設定も関係あるかもしれません。


もちろん年代差もあるとは思いつつ。
今年のデコメのダウンロード率が少し気になってしまいます。

デコメって、1度はじめるとものすごい数のデコメを
作り続けなくてはいけない商売なので、手を出すと相当大変です。
無料で、一般の人が作ったものを配信しているところは
企業がやるよりもずっと早いスピードで今流行しているデコメが配信しますし。
キャラクターの著作権も無視していろんなキャラが合体して出てきたりもします。

正直、一般ユーザーからしたらその方が面白いです。

そんなわけで、有料でデコメを提供するとなると、
何が、どのタイミングに出せるのかが大きな問題になります。

1番わかりやすいのは、芸能人のデコメ。
そこで有料会員にならないと落とせないというのはわかりやすいです。
新曲や、映画の情報解禁と同時にデコメを出すというのも、
一般の無料サイトにはできないことです。

それから、これはブランドが確立していないと難しいですが、
ブランド力とオリジナル性の高さで勝負できるものも少数ながらあります。

ディズニーなどがいい例だと思いますが、公式版のクオリティはかなり高いです。
また、元々ブランド力がある場合は、お金を払って当たり前という気持ちも働くので、
よりユーザーさんからの課金率が上がります。

しかし、それ以外のデコメは、広告ビジネスで無料でやっているところ以外は
辛いのじゃないかなというのが正直なところです。

ちなみに、「デコメアニメ」というフラッシュを使った
より豪華なデコメなんかもあった（今もありますが･･･）のですが、
こちらも全く聞かなくなりました。
そもそもiPhoneに送ったら見れないですしね･･･。

そんなわけで、賀状が減った割にデコメも減ってる気がした2012年。
明るい話題が増えることを願いつつ、本年もどうぞよろしくお願いいたします！