スマホにもセキュリティ対策を
2011年05月25日
5/24のテレビ東京、「ワールドビジネスサテライト」にて
「スマートフォンに潜む危険・不正アプリで何が?」という特集が放送されました。
特集の冒頭では、スマホ利用者の意識調査を紹介。
「変なアプリは取らないようにする」
「やらなきゃと思いながら、未だ対策が出来ていない」などの声が。
スマートフォンの利用者は、25歳~44歳の世代が一番多いが
2010年12月の時点では、スマートフォンのユーザー数は
従来型の携帯電話のユーザー数の1割に満たない状況でした。
しかし、2011年度のスマートフォン国内出荷台数は
2000万台規模に達するともいわれています。
最近、街中や電車でも、スマホをもたれている人を
多く見かけるようになりましたよね。
番組では、悪質な事例も紹介。
「可愛いアプリが無料で配布中」とアプリのダウンロードを促すメールが届き
それにアクセスすると、アプリそのものは表示されるが
その時、既に端末のデータが全て盗まれてしまうというもの。
位置情報を盗まれたり、カメラで勝手に撮影し送信されたり
電話も知らぬ間に掛させられ、生活音を盗聴されてしまったり・・・。
まさにスマホ自体が乗っ取られてしまう恐ろしい状況に。
また充電の際にパソコンに繋げることが多い傾向から
そのパソコンにまでウィルスに感染してしまう可能性も指摘されていました。
少なくとも現在は、狙われやすいのはAndroid携帯。
その自由度から攻撃対象にされやすいのことが理由だそう。
この様な流れを受けて、5/25には各事業者による
【日本スマートフォンアプリセキュリティーフォーラム】が設立されます。
今後の対策などについて協議がなされるそうです。
では、スマホユーザー個人としては、どの様に対策をすればよいのでしょうか?
例えば、アプリをダウンロードする際には、ユーザーレビューや許可リストで
不要な情報を取られないアプリであるかを確認することなども大切。
また対策として、スマートフォン用のセキュリティーソフトを
インストールするのもひとつの方法。
Symantecでは、既に販売予測の6倍の出荷量となっているそうです。
これからのスマホユーザーは、パソコンと同様に
自身で防衛するスキルや対策が求められていくのでしょうね。
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(「ワールドビジネスサテライト」で紹介されたノートン モバイル セキュリティ)
コラムニスト:ピックアップコラム編集者