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古くて新しい?!世界各国の珍しい料理を堪能できる下町レストラン


12/10の日本テレビ、「ぶらり途中下車の旅」で紹介された
世界各国の料理が味わえるというお店「ととら亭」に行ってきました☆

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店内はテーブルとカウンターを合わせて15席ほど。
ポルトガル国のBGMがかかる薄暗い店内で、妙に落ち着きます。

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ランチタイムに人気のあるというコーヒーを淹れてくださいました。
100年以上の歴史を持つ銀座のカフェパウリスタから仕入れているというコーヒー豆。
すごく味に深みがあります。
ととら亭では、洋風の料理を和風の食器で提供されるのもこだわりの1つだそう。


お店はご主人と奥様のお2人のみで営まれていて、
ご主人は接客、奥様は厨房と役割分担されていました。

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笑顔がとっても素敵なお2人。癒されます...。

ご主人はIT業界からの転身、
奥様は10年以上フレンチやドイツ料理等の
レストランの厨房で経験を積まれたそうです。

さて、こちらのお店のメニューですが、
1つは看板である「旅のメニュー」、
もう1つは過去の旅のメニューからの「アンコールメニュー」、
それに常時提供されている「グランドメニュー」、
という3本の柱から成っています。

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看板メニューである「旅のメニュー」は1年に4回、3カ月クールで変わるそう。
今回はポルトガル特集でした。
(2011年10月27日~予定:2012年1月30日まで)

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「カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ」
豚肉とジャガイモ、アサリが香草と組み合わさって、不思議にマッチしています。
ワインと合いそうですね♪

シェフである奥様に、今回一番気になっていたことをお聞きしました。
「味の再現はどうやってされているんですか?」

「舌の記憶からです。美味しかったメニューを何度も足を運んで味わって、
自分たちで試行錯誤しながら再現しています。」

「現地の方に材料やレシピなど聞いたりすることはないんですか?」

「それもありますが、基本的には食べて味を覚えることが多いですね」

さすがです・・・。

「お2人はもともとご旅行が好きだったんですか?」

「旅行は知り合う前からそれぞれの趣味でした。
知り合った時に、旅行のほかにキャンプや山登りなど共通の趣味を
持っているということで話が合ったんです」

「素敵な出会いですね~」

お2人が旅した国は、主に南米やアジア、ヨーロッパなど
今までに30カ国に上るそう。

「実際に自分たちで行ってきた国の料理なので、
その土地のことなど雰囲気も含めて
お料理を提供する際に話せるのがいいですね」とはご主人。

もう1つ気になることをご主人に聞いてみました。

「お店の名前でもある『ととら』って何ですか?」

「『ととら』とは、南米大陸のチチカカ湖に群生する葦の名前です。
現地のウル族はその葦を用いて彼らの住む浮島や家、そして舟を作っています。
その舟で異国の文化を伝えられたらなぁ、という思いを込めて、
わたしたちはそれをお店の名前にしました」

なんて夢があるんでしょう!

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「ととら」舟。

お店のオープンは2010年3月。
世界各国に伝わる伝統的な料理でありながら、
まだ日本には浸透していないメニューが堪能できるという
珍しいお店として徐々に噂が広まり、リピーターのお客様も多いそう。

しかしお店が忙しくなった今でも、年に2回はお2人でご旅行に行かれるとのこと。
「実際に自分たちの肌で見聞きしたものを、お料理を通じて伝えていきたいんです」
というお2人の言葉が、妙に心に残りました。

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旅の食堂 ととら亭
http://www.totora.jp/
東京都中野区野方5-31-7
電話・FAX 03-3330-1500
営業時間
ランチタイム 11:30~14:00(ラストオーダー)
ディナータイム 18:00~21:30(ラストオーダー)
定休日 毎週火曜日
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取材:橋本道子

(「ぶらり途中下車の旅」で紹介された「ととら亭」)

コラムニスト:ニュース/取材編集者

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