なんでもやったらいいじゃん。

これがロンドンオリンピックのバスケアメリカ代表『Dream Team』だ!


ドリームチーム、ついに決定!!

7月から始まるロンドンオリンピックにおけるバスケのアメリカ代表こと『Dream Team』のメンバーが決定し、リリースされました。動画は前回の北京オリンピックの際のアメリカ代表のものです。今回の選出メンバーと被っているメンバーもたくさんいるのでぜひ見てみて下さい。こんな動画なら、バスケがわからない方でも興奮しちゃうと思います!!Nikeが楽曲提供もしているようで、本当にかっこいいですね〜、アメリカ。

オリンピックですから、もちろん、世界には強豪国がたくさんあって、前オリンピックでの決勝を戦い抜いたスペインも、今年も相変わらずかなり見応えあるチームです。でも、僕はアメリカが好きなので、またまた前回に続き、アメリカのレポートです(笑)



いつものごとく豪華メンバー!!

早速正式メンバーを紹介していきましょう。
前回の記事で『イケメン・カワメン』で要チェックとした選手は太字で記載。

【ガード】
クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ):前列左端
デロン・ウィリアムス(ブルックリン・ネッツ):前列左から3番目
ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー):前列左から2番目
コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ):前列右端
ジェイムス・ハーデン(オクラホマシティ・サンダー):前列右から3番目
アンドレ・イグダーラ(フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ):前列右から2番目

【フォワード】
レブロン・ジェイムス(マイアミ・ヒート):後列右端
カーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス):後列左端
ケビン・デュラント(オクラホマシティ・サンダー):後列右から2番目
ケビン・ラブ(ミネソタ・ティンバーウルブズ):後列右から3番目
ブレイク・グリフィン(ロサンゼルス・クリッパーズ):後列左から2番目 ※怪我の状態から離脱と7/14に報道。
アンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ホーネッツ) ※上記のグリフィンの代わりに選出。2012年のドラフト1位指名の選手で現在は大学生

【センター】
タイソン・チャンドラー(ニューヨーク・ニックス):後列左から3番目

今回残念だったのが怪我での離脱が多かったこと。ドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)、デリック・ローズ(シカゴ・ブルズ)、クリス・ボッシュ(マイアミ・ヒート)、ドワイト・ハワード(オーランド・マジック)と、候補の中でも僕イチ押しの選手たちが離脱したことはとても残念なことでした。でもまぁNBAを知ってる人であれば、この参戦メンバーのリストを見るだけでノドツバモノなのは間違いありません。そうでない初心者さんでも大丈夫です。上述の太字の選手の名前だけでも覚えといて下さい。夢みたいな共演を見せてくれますので!!

PR観点から見るオリンピック

さて、今日はちょっと別の角度からお話を。写真を見てもわかる通り、USAのユニフォームはNikeが提供しています。バスケに留まらず、スポーツ好きの間ではよく話題に上がることなのですが、選手が契約しているスポーツブランドはどこなのか、は気にかかるポイントです。バスケのトップリーグNBAの場合、通常はチームのユニフォームはリーグとの提携ブランドがボディを用意するため、ブランドはひとつとなるのですが、シューズは別です。個人個人がスポーツブランドと契約し、サプライを受けます。有名どころで皆さんに馴染みのあるブランドで言えば、Nike、Adidas、Reebokなどなどがサプライヤーとして名前が挙がります。

今回の参戦メンバーのシューズブランドはどこなのでしょうか?驚いたことに、ほぼほぼNikeとなっています。これは策略か!?いえいえ、本当にたまたまで、図られたことではないと思います(汗)もともと、怪我がなければ参戦したと思われるデリック・ローズやドワイト・ハワードについてはAdidasの看板選手です。今回で言えば、ケビン・ラブという選手のみ361°という中国のスポーツブランドと契約しており、その他の選手は全員Nikeとの契約選手でした!!これは驚きですよね、、、。過去の噂話ですが、日本でも人気のあったアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ)がReebokの看板選手で、USAのサプライヤーはNikeということで、その折り合いがつかず、アイバーソンはアメリカ代表になれない!?みたいな話もあったくらい、ナーバスな内容に最近ではなっているようです。

ところで、アメリカのバスケ代表が『Dream Team』と呼ばれるようになった所以でもあるバルセロナオリンピックの頃はどうだったんでしょう?



まだ徹底されていなかったスポーツブランドのPR

そうなんです、シューズの統一まではまだされていませんでした。むしろ、Converseなどもあり、非常にバリエーション豊かです。僕の記憶が正しければ、LAギアもありました(苦笑)僕は現役時代、というか小学校のミニバス時代ですね、左から4番目のラリー・バードという選手の7番が刻まれたConverseのオリンピックモデルのシューズを母にねだって買ってもらったことは今でもとっても良い思い出です。

話は反れましたが、この頃は1992年。そして今は2012年。20年の月日が経ち、その間にスポーツブランドとオリンピックとの関わり方も変わってきたということでしょうね。1992年のドリームチームの公式サプライヤーはなんと、Championです。アパレルブランドであったからこそ、シューズは人それぞれで、という環境を実現できたのでしょう。そして、2012年、今年は、いや今年も、前述の通り公式サプライヤーはNikeです。Nikeはシューズメーカーとしても世界最高峰であり、アメリカのバスケ代表をリアルメディアとし、全身をNikeで固めることで、全世界が注目するオリンピックというステージで良いPRを選手に、チームに、してもらうことが狙いでしょう。今大会中は前述のケビン・ラブもたぶんNikeを履きます。画像でもギリギリNikeのマークが見えている!?気がします。シーズン中も時折Nikeを着用していたようなので、間違いなさそうですね。ここまで徹底してこそ、PR効果も見込めるんでしょうね。さすがNikeです。

スポーツはエンターテイメントビジネス

熱いヒューマンドラマの中に感動や美しいモノを見せてくれるスポーツ。ただ、美しいだけで生きていくのはなかなか難しいもので、それはスポーツも同じ。やはりその裏には、その奥には、ビジネスやマネタイズ、そして金儲けは見え隠れします。いや、見えています。でもそれで良いと思うのです。それを超越するドラマを見せてくれるのがスポーツなので。そして、オリンピックは4年に1度です。このオリンピックにかける選手たちのプレイは、感動なくして語ることはできません。

国をかけ、個人のプライドをかけ、スポーツで戦う。それを支えるスポーツブランド。技術的にも、金銭的にも、スポーツを支えるスポーツブランドは、人を感動させるエンターテイメントビジネスの中核を担っていると言っても過言ではないですよね。経済がさらに発達し、いつの日か、それこそ中国のブランドがアメリカ代表の公式サプライヤーになることもあるかもしれません。個人的にNikeファンの僕としては、今後もずっと公式サプライヤーはNikeであって欲しいな、と願いながらも、スポーツ界の活性化が図られるのであれば、中国ブランドの台頭もウェルカムなのかもしれないですね。実際に1992年に台頭していたChampionはすでに勢いはなくしているわけですから、、、。時の流れと共に、公式サプライヤーを見ていくことでスポーツブランドの勢力図の変化も垣間みれるかもしれませんね。スポーツを通してスポーツブランドのマーケティングやPRは今後も続くし、ブランド間での熾烈な争いこそ、スポーツ界が潤って行くことに一役買うのではないか、と思ってやまないです。

結局のところ、とにかく凄いから見て下さい!!

そろそろ締めたいと思いますが、もうこれに尽きます。いいから見て下さい。アメリカは強さと美しさを兼ね備えたチームです。バスケが好きな方はもちろん、『バスケをまだ見たことないや』という初心者の方、『バスケって見ても面白いの?』という半信半疑の方、どんな方でも、まずはアメリカ代表の『Dream Team』を見れば、きっとバスケの面白さ、魅力が伝わると思います。だって、格好よくて、ハデですから、分かりやすいんですよね(苦笑)

だって、こんな凄い選手のプレーが見れちゃうんですよ!?最後の動画は今年も参戦するイケメン点取り屋のコービー・ブライアントの北京オリンピックでの決勝戦のスーパープレイ集です。放送は7月28日からです(日程表)。では、オリンピックの時期、液晶を通して眠い目を擦りながらもスーパープレイに酔いしれちゃうバスケの世界でお会いしましょう!!

株式会社プラスクラス
代表取締役 平地大樹

コラムニスト:平地 大樹

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