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人生のしまい方って?


面白い本を見つけました。長年の友人、と言うか人生の大先輩である
大前怜子さんの本「わたしらしい人生のしまい方」です。
最初、え~~~と思ったんです。人生のしまい方? なに?って。
そして思いました。お説教かなあって。
 
でも、大前さんは説教するタイプじゃないし、と思って読んだら、はまりました。
お薦めです。自信をもって。
 
乳がんをわずらい、死を一度は覚悟した人だから言えること、齢をかさねたからこそ
言えることがいっぱいでした。たとえば片づけ一つにしても、今はブームで
"片付けたらしあわせになれる""片付けは人生を変える"というのは流行りですが、
大前さんのは違っていました。「自分が死んだときに片付いていないと恥ずかしい」
なんです。う~~~んとうなってしまいました。あまりにもストンと胸に落ちたからです。
 
生き方、人とのつきあいかた、自分の人生へのけじめのつけ方。
参考になって、自分自身の人生を省みさせてくださいました。
でも、決して説教じゃないんです。えらそーでもないんです。
人生の先輩としての愛にあふれている、っていったらわかってもらえますか?
 
一度読んでみてください。きっとモノの見方が変わると思います。
 
と、ここまで書いたらテレビではバルセロナの試合が始まっていました。
ビューティフル! のひとことにつきる試合でした。
で、さらに思っちゃいました。試合っていつかは終わる。選手生命って
本当に短い。だからこそ、自分の人生に責任もたないといけないんだなあって。
おかしいですか?
 
「私らしい人生のしまい方」
大前怜子  講談社 1400円
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コラムニスト:うまごえ 尚子

株式会社アスラン 代表取締役

西野努オフィシャルサイト:http://www.tsutomu-nishino.com/
アスランHP:http://www.aslan.jp.net/

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