人に頼らず、自分を信じる!

「今日の星占い」は信じるなかれ!

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こんにちは、イエティの土川雅代です。

「占い」といって、パッと頭に思いつくのは、
朝テレビをつけていて、番組の最後に流れる
「今日の占い」だ、という人も多いようです。
私は毎朝「めざましテレビ」を見ていますが
番組の最後にいつも「今日の占い」があります。


私がよく聞く話だと、
「たまたま見たときに、自分の星座が最下位だとテンションが下がる」
「順位が下だと、ラッキーアイテムを買ったり見につけたりしなきゃと思う」
という人がいます。

つまり「結果を気にしてしまう」という人が意外と多いのです。


占い師に対面で鑑定を受けたことがない、という方も、
月刊誌の巻末などに記載されている、
「今月の星占い」などを読んで、
「そうか、今月は金運が良くないから衝動買いを抑えるようにしよう」
などと思うようですが、
皆さん、この星占い、どれだけ信憑性があるものかご存知ですか?


現在、雑誌やテレビなどで行われている、
「12星座占い」というのは、
その人の生まれた日に「太陽」がどの場所にあったかだけで見る
「太陽星座占い」なのです。
例えば、4月12日生まれの人はおひつじ座と、
一年をだいたい12等分に割り、判断しています。


もともと「星占い」というものは、
その人が生まれた日
(正確に言えば、出生時間や出生地も加味するのですが)の、
太陽の位置だけではなく、
月、金星、火星、木星、土星など、複数の惑星の配置を総合的に観て、
運勢を観るものなので、
太陽の位置だけを観て占断しても、それほど当たるものではありません。

本来の「星占い」において、
太陽の位置の影響が他の惑星と比べると大きいから、という理由で、
現在の「12星座占い」(太陽の位置を観ただけ)という簡易版になっているのです。


上記をお読みいただいた方で、
「星占いでは、私は自由奔放だとか書かれているけれど、
意外と慎重派だから当たってないとずっと思っていた」など、
「星占いって当たらない」と思っている方も多数いると思います。

なぜ「12星座占い」が当たっていないのか。
それは、太陽の位置だけを観ていて、
他の惑星の影響を考慮していないものだからです。


例えば、太陽の位置は華やかさを持つしし座にあっても、
月(その人の内面を表す)は思慮深いおとめ座にあったり、
火星(その人の攻撃性などを表す)が奥ゆかしいかに座にあるとすれば、
太陽のしし座が表面のあなたであっても、
内面は、デリケートだったり大人しい性質と読み取れます。
同じしし座でも、性格が全然違っているのは、
他の惑星の配置が、人それぞれ全くバラバラだからです。


つまり、
「12星座占い」は、大して当たるものではありませんので、
朝の星占いはそれほど気にする必要はありません。
エンターテイメントの一つと思い、
いいことだけ自分の記憶の中に留めておいて、
悪いことは忘れてしまうくらいでちょうど良いでしょう。

一日のはじまりは楽しいに限ります♪

(毎週月曜日更新)
コラムニスト:土川 雅代

株式会社イエティ 代表取締役

株式会社イエティ
http://www.yeti-inc.co.jp/

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