日本茶ソムリエがいる隠れ家的「和カフェ」を取材!
2011年12月05日
なにかとあわただしい師走...
心も体も温まる日本茶カフェでほっこりしませんか?
11月10日(木)のNHK「ひるブラ」で紹介されていた
日本茶カフェ「表参道 茶茶の間」に取材に行って来ました。
表参道のにぎやかな大通りから路地に少し入った
閑静な空間にある、まるで隠れ家のようなカフェです。
入ってすぐのところにある棚には豊富な種類のお茶とシンプルでおしゃれな茶器が。
店内は明るいナチュラルな雰囲気のリラックスできる空間です。
お話を聞かせてくださったのは、日本茶ソムリエの和多田喜さん。
和多田さんが日本茶の世界に足を踏み入れたのは、
ご自身のアトピーの治療のために日本茶を活用したことがきっかけとのこと。
それまでは紅茶はおいしいものをこだわって楽しんでいたものの、
日本茶はあまり意識して飲んでいなかったそうです。
ある時、治療のためにさまざまな日本茶を
試していた中でびっくりするほどおいしい日本茶に出会ったことが
「茶茶の間」の始まりです。
日本茶の言葉ではあらわせない魅力、
良さを人に伝えたいという気持ちが強くなり、
感動する嗜好品としての日本茶と出会う機会の場を作るために
「日本茶インストラクター」の資格を取得されました。
ワゴンの上にはお茶道具が用意されていて、
和多田さんが一杯一杯丁寧に淹れてくださいます。
30種類以上をそろえる日本茶は和多田さんが自ら各地に出向き、
生産者の情熱がこもった逸品を選りすぐったものです。
お湯を高い位置から注ぐのは、粒子を細かくして空気を含ませるためで、
飲んだときの舌触りがまろやかになるとのことです。
一煎目をいただくと、口の中にいままで味わったことのない世界が広がり驚きました。
ただ美味しいだけではなく、深い。
不思議な感動に包まれて、うまく表現できないでいると和多田さんが一言。
「これをお茶を喫するっていうんですよ。」
なるほど。お茶「飲む」のではなく、お茶を「喫する」体験。
とてもゆったりと贅沢な時間を過ごすことができました。
そして二煎目は味、三煎目は香りとさまざまな楽しみ方ができます。
また、お茶だけではなくフードメニューとスイーツにも注目です。
有機野菜や無投薬豚肉をふんだんに使用した
ボリューム感のある茶茶の間のフードメニューは、
素材本来の美味しさが楽しめます。
豊富なメニューの中でも私が一番気になったのは本わらび餅です。
<日替りわらび餅 本日のお茶セット 1.155円>
鹿児島県産の本ワラビ粉のわらび餅は、ぜひお茶とセットでいただきたいですね!
よくばりな方はわらび餅も入ったアイスが選べる茶茶パフェはいかがでしょうか?
<アイスが選べる茶茶パフェ 本日のお茶セット 1.575円>
淹れたてのお茶をいただきながら
お話を聞かせていただいたなかで、
なによりも和多田さんがおいしそうにお茶を飲まれていた姿が印象的でした。
こだわりの茶器にも深い愛着を持っていて、
本当にお茶がお好きななのだとしみじみと感じました。
そんな和多田さん日本茶の魅力と奥深さを
基礎から教えてもらえるセミナーも人気です。
【初級】日本茶の淹れ方講座<全4回>では、
身近すぎて実はあまり知らない日本茶の美味しい入れ方を基礎から学べます。
多くのお店で無料でふるまわれ、ペットボトルで手軽に買って飲むことができる日本茶。
私たちの生活に根ざし、身近な飲物の大切さを改めて考えてみませんか?
まずは「茶茶の間」で感動する嗜好品としての日本茶を体験してみてください!
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表参道 茶茶の間(ちゃちゃのま)
【所在地】東京都渋谷区神宮前5-13-14
【TEL】03-5468-8846
【営業時間】AM11時-PM7時
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
【最寄り駅】東京メトロ「明治神宮前駅」徒歩5分
東京メトロ「表参道駅」
JR山手線「原宿駅」徒歩7分
URL:http://www.chachanoma.com/
オンラインショップ:http://chachanoma-shop.jp/
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取材:長谷川まみ
(「ひるブラ」で紹介された表参道 茶茶の間)
コラムニスト:ニュース/取材編集者