最高のパッションフルーツジャム　クリスティーヌ・フェルベール

ジャム（あるいはコンフィチュール）はお好きですか？
わたしにとっては「けっこう好きだけど出番はときどき」の代表選手です。
たまに海外に行くと、妙にジャム指数が上がります。
トーストに乗せて頬張ると、ふんわりした果物の甘さが妙に子どもの頃の朝食を思い出させたりして、やはり幸せな味の代表選手かな、という気がします。

さりとて、いつもはジャム指数が高いわけではないわたしですが、過去食べた中で最高のジャムに出会いました。
フランスのChristine Ferber、まさにクリスティーヌ・フェルベールさんのつくるジャム、そのなかでもパッションフルーツのジャムです。
（フランスだからジャム、ではなくコンフィチュールかな）

























新婚旅行のモルディブで食べて以来、夫婦でパッションフルーツ好きになったのですが、
この果物のジャムとは珍しい、しかもフランスでは有名なジャムだと聞いて、先日いきおい出かけたParisで購入しました。
帰国後、さっそく食べてみるべく蓋を開けると、なんとフレッシュないい香り！
スプーンでひと掬いした時点で、これまでとは違う感触にただならぬ期待が高まり、一口パンにのせて食べてみると...やられました。
これは今まで食べたジャムの中でいちばん！！です。
一瓶しか買ってこなかったことを激しく後悔しました。
（その一瓶ですら、機内持ち込みの荷物に入れてしまい、フォアグラやらパテともども液体扱いとなったところを、「次回は気をつけてね」の係員の優しい計らいでお咎めナシになったものですが）
ところが、同行した友人から「伊勢丹にあるけどね」と教えてもらいました。
なんでもあるのねー東京は...と思いチェックしてみると、パッションフルーツもしっかり入ってる！
円高ユーロ安がまったく反映されていない価格にため息をつきつつも、この一瓶がなくなったら買いに行ってしまうかもしれません。
聞けばすでにフランスのお菓子を特集したテレビ番組（世界ふしぎ発見！）でも取り上げられていたようですね。

パッションフルーツは、果物そのものも美味しいのですが、お菓子などに加工されても一層美味しい素材だと思います。
マカロンやケーキに入っていると、そのまま食べると同じ、あるいはそれ以上にフレッシュな香りと味を感じることができて、
とても優秀な果物だと思います。

それにしても、
海外に行って素敵なものを見つけても、服や雑貨はもちろんパン屋でもケーキ屋でもジャムでもチョコレートでも、
すでに東京にお店が出来ていたり買えるようになっていたり、
東京のスピードたるやスゴイなと再確認です。

伊勢丹しか取り扱いを知りませんし少々値は張りますが、
パッションフルーツが好きな方（わたしは男性に多い印象がありますが）、
このクリスティーヌ・フェルベールさんのコンフィチュール、いちど試してみる価値は大いにありますヨ。