一人広報の達人イデルミのコラム

世界遺産の街、ベトナム「ホイアン」にて。


はじめまして。井出留美(イデルミ)です。
最近まで、外資系食品企業で、一人で広報室長を務めておりました。
誕生日に発生した東日本大震災(3.11)をきっかけに
独立して個人オフィスを立ち上げ、食と広報、社会貢献に携わる仕事を始めました。
どうぞよろしくお願いいたします。

つい先日の9月17日〜18日に、東京の代々木公園で
ベトナムフェスティバル2011が開催されていました。
このイベントは、2008年にスタートして、今年で4回目となります。
2008年に「日越外交関係樹立35周年」を迎えたことを記念して
ベトナムと日本の両国のプロジェクトとして始められたイベントだそうです。
ベトナムフェスティバルのサイト

開催日の当日、私は行けなかったのですが
ブログやFacebook、twitterなどのソーシャルメディアを通して
イベント開催について紹介させて頂きました。
知人の一人が参加したところ、華やかなアオザイショーは
惚れ惚れするくらい素敵だったそうです。
衣装のアオザイは、トップデザイナーが40日間かけて刺繍をほどこしたそうで
モデルさんはミスユニバース代表とのことでした。
私も、知人がアップした動画を見せてもらいました。

また、このベトナムフェスティバルでは、東日本大震災で被災し
販売が落ち込んでいる方のために、特設コーナー「きずなマルシェ」が設置され
福島や宮城の食品が販売されました。
今回の東日本大震災では、ベトナムからも支援を受けています。
ベトナムや世界各国から受けたご恩を忘れずに生きていきたいです。

実は私は、先週までの11日間、ベトナムの世界遺産の街ホイアンに滞在していました。
ベトナム訪問は今回で2回目。
前回は10年前、9.11が起こった直後でした。
今回は「暮らすような旅」がしたく、ホイアンを選びました。
目的は、自分の専門分野である「食」について学ぶことです。

その滞在の中で、特に良かったのが
レストラン「モーニング・グローリー」主催のクッキングクラス。
ホイアンで4つのホテルとレストランを経営する女性が
ベトナム料理を指導してくれます。

そのクッキングクラスでは、食材を知るため、まず市場へ。
その後、教室に移動します。
全ての参加者に一人ずつ調理器具が与えられ、とても実践的。

参加者24名のうち、ほとんどは欧米人カップル、アジア人は私一名だけでした。
「モーニング・グローリー」は1994年にホイアンで初めてクッキングクラスを始めたそう。
今ではホイアンの多くのレストランが、観光客向けクッキングクラスを併設していますが
このクラスは圧倒的人気で、他が追随できません。

もう一つ良かったのが、ホイアンの食を学ぶフードツアーでした。
「ファミリーレストラン」を経営するオーストラリア人男性と
ベトナム人女性のカップルが主催者です。
市場で食材を学び、屋台や市場、飲食店で
ローカルフードを試食しながら中心街まで戻ってきます。

レストランの試食室でも、さまざまな食材を味わうことができますし
料理の英語名、ベトナム語名など、100種類を並べたリストを頂くことができます。

同行するのはネヴィルさん。日本人で初めての参加者であり
2回も同じツアーに参加し、すべての食材を残さずたいらげた私のことを
"Oh My Japanese friend!" と呼んで、とても可愛がってくれました。

彼の、人との接し方を見ていると、相手のことを好きになり
その結果、相手も彼のことを好きになってくれるという感じでした。
理想的なコミュニケーションスタイルだと思います。

こちらがネヴィルさん
nevil_san.jpg

コラムニスト:井出 留美

office 3.11代表

井出留美オフィシャルブログ http://iderumi.com/
Twitter of Dr. Rumi Ide, Ph.D. : http://twitter.com/rumiide
office 3.11 http://www.office311.jp/

本ページはプロモーションが含まれています。