なんでもやったらいいじゃん。

あなたの弱みを解消する4つのステップ

(遅ればせながらw)今年第一弾のコラムは、『強みと弱み』のお話です。現在は受験勉強や就職活動でみんな大変な想いをしてる中で、自分を見つめ直すためにもとても大切な時間。その中で、必ずや一度、いや幾度も悩むことでしょう。いや、一生悩むのか、、、。


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強みと弱みの話をする時に、いつも使えるなぁ、表現しやすいなぁ、と思うのは刑事ドラマ。今クールは刑事ドラマがなかなか豊富で、平地の大好きな【相棒(もうシーズン10!!)】はもちろん、大注目の猟奇殺人系【ストロベリーナイト】、根強いファンがいらっしゃる永作さんの【ダーティ・ママ】、きっと笑える【デカ黒川鈴木】、とたくさん。個人的にはストロベリーナイトの竹内結子さんは本当に好きな女優さんで、内容も結構グロメの殺人解決モノということで、平地は期待してます。

で、なんで刑事ドラマが強みと弱みの話に合うのか、というと、この強みと弱みをうまく組織とともに描いているからです。だから刑事ドラマ、好きなんですよね〜。と、いうことで、弱みを解消する4つのステップを刑事ドラマで例えながら見ていきましょう!!(後ほどわかりますが、すぐに諦めます、、、すいません、、、笑汗)


■STEP1 → 『強みと弱みを理解する』

誰でも自分の強みと弱み、他人の強みと弱みをしっかりと理解できている人は多くはないと思います。ただ、自分の力を最大限に伸ばし、他人の力を最大限に伸ばすために、まず第一に必要なことは、自分含め、人それぞれの強みと弱みを理解することです。

例えば先に挙げた『相棒』で言うと、水谷豊氏扮する杉下右京警部は常に冷静沈着であり、類希なる推理力で幾度となく難事件を解決してきました。ここにおいて、彼の冷静沈着な判断力、類希なる推理力は大いなる強みです。ただ、その冷静沈着な態度と正義感は時に厄介で、警察署内部ではツマハジキモノにされ、彼は出世の道はなく、窓際族的な扱いです。この協調性のなさというか、世間を「うまく」渡る力のなさは弱みとも考えられますよね。って相棒見てない人にはわからないですよね(苦笑)。

やはり、ここからはまともな例で説明しましょう(笑)。上図にも示したように、剣は攻めるための道具としては強みとなります。ただ、守るための道具としては、弱みとまではなりませんが、強みにはもちろんなりません。弓矢が飛んでくる際の防具としては、弱みとなってしまうでしょう。一方、盾は守るための道具としては強みとなります。ただ、攻めるための道具としては?


■STEP2 → 『弱みは裏返せば強みになる』

前述の通り、強みは強みでもあり、また違う側面では、弱みでもあります。違った例でいえば、こんな悩みからも同じことを見出すことができます。

「行動力がない、と上司から怒られてしまうことがあります。行動力のなさが私の弱みです。」

怒られてしまったことで、「ノロマ」や「行動力がない」という弱みなんだ、と認識してしまいました。これはもったいないことです。もちろん、ただそこに突っ立ったままで動いていなかったのなら、行動力がない人だと言わざるをえませんが、どうでしょうか?実のところ、裏返してみると、それは強みとならないでしょうか?まずは、この弱みの本質をしっかりと認識することと、理解することです。「なぜすぐに行動に移せなかったのか?」これを考えてみましょう。実は、

「計画を綿密に立てていたため、ただやみくもに動き出した周囲と取り組み方が違ったから。」
「行動をするにも、市場調査やマーケット情報を得てから動く方が効率が良いと思ったから。」
「今、お客様は昼時で忙しいから、細かいプランニングを立て、お昼時が過ぎてから連絡を取ろうと思ったから。」

自分なりにここまで考え、戦略的に「行動に移さなかった」ことは弱みにはなりません。これは、逆に強みなのです。「行動力はないが、戦略的な動きができる」タイプであり、営業マンとしてはもしかしたら弱みかもしれませんが、組織のブレインとしては、物事を戦略的に考えられる強みの人材となります。弱みは裏返せば強みとなるのです。


■STEP3 → 『弱みは組織が補う』

もうわかりますよね??
弱みは裏返せば強み、の話の中でヒントを出しました。それは、組織により、組織内での立ち位置により、強みは弱みにもなり、弱みは強みにもなります。つまり、強みを活かすために、弱みを補える組織を構築することが大事です。自分からそうした環境に持っていけば良いのです。そうすることで弱みは強みとなり、最大限に強みを発揮できる組織/環境となります。

そもそもですが、弱みを克服する暇なんてありません!!強みを活かすことに精一杯ですから。剣だけではイッチョマエの装備と言えないのは、盾がないからです。このコンビ(≒チームや組織)を作ることで強みをお互いに活かすことができ、最大限の力を発揮することができます。

戦略家タイプの人材(Aさん)には、猪突猛進型の人材(Bさん)を傍に配置してあげれば、戦略をAさんが作り、Bさんが戦車のごとく動く。逆に、考えるのは少し苦手なBさんは考えることで動きが遅くなることから逃れ、ひたすらに動き回れます。動き回ることが苦手なAさんは、さらに緻密な戦略を考える時間ができ、より良い戦略を思いつくことができ、またその戦略に沿ってBさんが動くことができ、お互いの強みを伸ばし、お互いの弱みを補完しています。好循環が生まれましたね。

組織のマネージャーはこのように人材を配置し、組織を構築して欲しいものです。そして、当の本人は、このような配置が行われなければ、自ら近くに引き入れるしかないですね。でも、これはお互いのために◎なので、そんなチーム作りをしたって、問題ないでしょう。営業時に、技術に弱い営業が技術に強いコンサルを傍に置いておくようなものです。


■STEP4 → 『強みを最大限に発揮する』

そうです、あとはあなたの強みを最大限に発揮するだけです!!これであなたも弱みを「あまり気にしなくなる」でしょう。気にかけるべきは『強み』です。強みを完全に発揮できてない、それは由々しき事態です。まずは自らの強みを見極め、その強みを最大限発揮できる方法を考え、発揮できる環境を整えましょう。結局は、自分をしっかりと理解できている人が強いのです。


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株式会社プラスクラス
代表取締役 平地大樹
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コラムニスト:平地 大樹

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