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首都直下型地震で懸念される火災旋風とは?


9/4のテレビ朝日、「サンデースクランブル」では
首都で直下型地震が起きた際に、首都圏を襲うかもしれない
「火災旋風」の危険性について特集をされていました。

東日本大震災の後、今度は台風12号により
東海から中国地方に掛けて、日本は大きな被害を受けています。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

自然災害は避けられないものですが
事前の知識や準備が、災害時の危険を低減、回避できることから
今回番組で特集された「火災旋風」について振り返ってみたいと思います。

火災旋風とは、複数の火災が重なって
火災が発生していない周囲から空気が取り込まれ、上昇気流が発生し
火災で燃焼している中心部分から、熱された空気が上層へ吐き出され
それが炎をともなった旋風となる現象。
これが、他の空気のある方に動いていき、被害が拡大していく。

これまで関東大震災や東京大空襲などで、その現象が確認されているそう。
近年の都心部でのビル風で、発生が懸念されているとのこと。
竜巻の様な火柱が都内を襲う場面を想像しただけで、本当に怖いですよね・・・。

先日の9/1(木)は防災の日。
環状七号線などを封鎖する大規模な防災訓練が行われました。
環七周辺は、木造住宅が密集していることもあり、直下型の地震による
火災の大きな被害が予測されています。

番組では、東京都都市整備局による火災危険度ランク図を紹介。
東京都内の皆様のご自宅や勤務地がどんな危険度となっているかを
事前にチェックすることが出来ます。
東京都都市整備局の火災危険度ランク図(PDF)

番組の最後では、震災時の火災に関する注意点を挙げられていました。

1.まずは自分の身を守る
2.停電時に使う、ろうそくに注意(余震時)
3.通電火災に注意(電気復旧後に消し忘れていた電気ストーブによる発火等)

まずは、自分の身を守り、そして火災を起こさない様に
それぞれが出来うる対策をしていくということですね。

最後に、番組とは関係ありませんが
改めて今後発生する震災に備えての
危機回避のマニュアルについて書かれた書籍を紹介しておきます。

大地震、自然災害と共存をしていかなければいけない我々日本人は
過去から学び、そして事前の準備を怠らないことが、命を守る手段です。
震災から約半年が経った今、改めてチェックをする機会にお役立てください。


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(「オンエアナビ」で紹介された巨大地震 危機回避マニュアル)

コラムニスト:ピックアップコラム編集者

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