携帯電話利用によるリスク
2011年06月06日
6/5のフジテレビ、「Mr.サンデー」の中で
先週発表された、WHOの専門組織である国際がん研究機関(IARC)の
携帯電話利用によって脳腫瘍等が引き起こされるリスクについて
特集がされていました。
「聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫の危険性が
限定的ながら認められる」との調査結果をIARCが発表。
WHOの組織が携帯電話に関して発がん性を指摘したのは初めてだそう。
電磁波による発がんの危険性について得られている証拠の確実性は
コーヒーなどと同じ部類に入るそうです。
また、他の報道によると、子供は特に頭蓋骨や頭皮が薄いため
大人より影響は大きいかもしれないとの懸念の説もあるそうで・・・。
番組でも紹介されていましたが、日本の各携帯キャリアでは
平成14年の6月に法制化された、人体側頭部のそばで使用する
携帯電話端末等に対しての局所SAR(比吸収率)の許容値(2W/kg)に準じて
各機種のSARを開示しています。
<各キャリアのSARのページ>
コーヒーと同じ危険性の部類ですし、SARを調べているので
個人的には安心をしているのですが・・・。
それでも心配な方は、通話時間を短くするなどの対処や
ハンズフリーのグッズなどで対策をされるのも良いかもしれませんね。
この問題、世界でも多くの論争が起きているみたいですが
今後の研究結果などに、引き続き注視が必要ですね。
コラムニスト:ピックアップコラム編集者