スポーツでエコ!

歩くこととエコ


昨年スコットランドに行った話しの続きです。
写真は散歩コースがある街。とにかく家がかわいい。
ヘンゼルとグレーテルの童話に出てくるような家が湖の周辺に立っています。
 
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実はこの街は、スコットランドでも有名な「散歩コースの街」。
街の入口に大きな駐車場があり、訪れた人はそこに車を停めて歩き始めます。
湖の周りを歩くと相当な距離ですが、この可愛らしい街周辺ならまあ、
30分から1時間もあれば十分といったところでしょうか。
 
ただ歩くのです。特に目的もなく。風景を眺めながら、話しながら。
そしてパブがあったら入ってビールを一杯。
日本人って、「○○へ行こう」と目的を決めがちですが、
彼らはただ「歩く」。疲れたら、飽きたら、「じゃ、帰ろう」となります。
なんだかうらやましくなりました。
 
でも、ただ歩くのを楽しみに変えているのは、
美しい街並みと自然だけではありません。
そこには見習いたいものがありました。
トレッキングシューズです。
ブリティッシュの友人に「トレッキングシューズ持っておいで」と言われ、
あわててお店に走り、買ったのですが、その時に友人らがアドバイスしてくれたのが
「高くてもいいものを。足に合ったものを買いなさい」というもの。
彼らに言わせると、足に合ったものを履くのは当たりまえ。
そしてちょっと高くても良いものは持つから、快適に歩けるから、
歩くことを嫌いにならないから、なのだそう。
実際、彼らは10年は軽く同じトレッキングシューズを履くそうです。
 
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高いから大事にする。簡単に捨てない。それってやっぱりエコです。
歩くことを日常のあたりまえにすれば、健康にもなれるし、ゴミも減る。
当たり前のことを守る。それがエコの基本。
そんなことを思って歩いていると、やっぱりありました。巨大なゴミの分別箱。
でもコレって、ちょっと前の日本。温故知新じゃないけど、
原点回帰を求められているのかもしれません。
 
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コラムニスト:うまごえ 尚子

株式会社アスラン 代表取締役

西野努オフィシャルサイト:http://www.tsutomu-nishino.com/
アスランHP:http://www.aslan.jp.net/

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