スポーツでエコ!

忘れられない年、2011年。


2011年。誰にとっても忘れられない年になるだろう。
3.11。この数字は日本の歴史から消えることはないだろう。
当事者でないから、わたしに何かを言う権利はないのかもしれない。
だけど、このことで、日本は確実に震災前と震災後に分裂した。
そして何かが確実に変わり始めていて、それをだれにも止めることはできない。
 
ただ、祈るしかないと思う。そしてできることを、小さいことでもいいから、
ずっと、長く続ける。それがわたしたちに課せられた使命なのではないだろうか。
 
明るいニュースはなんといっても、なでしこジャパンの優勝だ。
今まで陽の目をみなかったことを知っているだけに、本当にうれしかった。
これをきっかけに、女子サッカーにもっともっと注目が集まってほしい。
そして女子サッカーがフツーに日常のニュースの話題に上るまでに
なってほしい。そうなったときが初めて女子サッカーがみんなに認められた
ことになるんじゃないかと思うからだ。
 
エコでの悲しいニュースは、京都議定書の結末だろう。
経済発展と環境。貧しさと豊かさ。相反する利益が環境という場で戦っている。
本来なら共存できるはずなのにだ。日本はこれからどういう立場をとるのか。
せめて環境のフィールドでだけでも、もっと発言権を持てないものだろうか。
政治はとっくにあきらめているから。
 
2012年。とにかく明るい年になってほしい。みんなの笑顔がひとつでも
増える年であってほしい。切に願っています。
そしてみなさまにとっても2012年が素晴らしい年でありますように!
コラムニスト:うまごえ 尚子

株式会社アスラン 代表取締役

西野努オフィシャルサイト:http://www.tsutomu-nishino.com/
アスランHP:http://www.aslan.jp.net/

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