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酉の市 いつ行く? どこ行く?


こんにちは。
神社コンシェルジュの伊藤緑です。
2回目の登場です。今日は、神社ネタなので
神社コンシェルジュとしてお話させていただきます。

なんだか毎回違う顔になりそうです。

今日、神社の話を書くのは、なんといっても11月は、「酉の市」の月だからです。
それも一の酉は、明日11月2日。
私は、すでに行く予定をばっちり立てています。
行く神社も決めています。

みなさん、酉の市に行かれますか? 
ご自身で商売をされている方は、行かれる方も多いのでは?
ただ、最近は副業をされているサラリーマンの方もいらっしゃるので、酉の市は人気かも!

酉の市については、テレビでもよく放送されます。
ただ、「酉の市が開催されています」とか「酉の市が開催されました」というものが多く、
「明日が酉の市です」という情報は少ないよう。
ですので、今日はオンエアナビなのに、テレビに先駆けて書かせていただきます。

では、酉の市とは?
「江戸の昔より『1年の無事に感謝し、来る年の幸を願う』酉の市」
(浅草・長國寺のサイトより)です。

市がたつのは、毎年11月の酉の日です。
酉の日の「酉」は、十二支の酉ですね。
暦や一部のカレンダーには日付の下に、
「かのえさる」とか「かのととり」と書かれています。
そう、今日(2011年11月1日)が「かのえさる」で、明日(2日)が「かのととり」なのです。
ですから、明日が11月最初の酉の日で、「一の酉」といいます。
今年は、三の酉まであります。
二の酉が、11月14日(月)。三の酉が11月26日(土)です。
三の酉が土曜日なので一番賑わうかもしれませんね。

酉の市で有名なのは、浅草の長国寺と鷲神社。
お寺と神社ですが、隣り合っていて酉の市の時はとても盛り上がります。
何度か行ったことがありますが、参拝するのにも長蛇の列。

そして、参拝する方が手にしているのは熊手。
熊手は、「福をかきこむといわれる開運・商売繁盛のお守り」と言われ、
長國寺では800店以上の屋台がでるとか。確かにそのくらい出ていました。
どこで買うかは悩みますが、そこは直感かもしれません。

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また、買い方には江戸の粋があります。
それは、熊手商人さんとのやりとりです。
やりとりでは、値段だけでなく、名前の札を付けてもらったり、
飾りを増やしてもらったり、会話を楽しみます。
熊手は値段があってないようなものともいわれているので、
やりとりをして希望価格で購入できたら、まけてもらった分は
ご祝儀として出すのが江戸の粋だそう。

ただ、愛知県人の私は、まけてもらうと嬉しくてご祝儀を忘れてしまうという、
粋になれないオンナです。今年は粋な江戸っ子を装ってみようかな。
そして、熊手を手にしたら威勢よく手締めを打ってもらいます。
これもほんと江戸らしいです。明日が楽しみ!


暗いニュースが多いこの頃、熊手で福をかきこんで、商売繁盛しませんか?

酉の市がたつ神社さんをいくつか紹介しますね。

長国寺と鷲神社(浅草)
http://otorisama.jp/
http://www.otorisama.or.jp/

花園神社(新宿)
http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/

大鳥神社(目黒)
http://www.ootorijinja.or.jp/2.tori.html

十番稲荷神社(麻布十番)
http://www.jubaninari.or.jp/tori.html

渋谷宮益御嶽神社(渋谷)
http://www.shibuyamiyamasu.jp/mitake/main.html

まだまだたくさんあります。

明日は、どこかの神社さんで熊手を手にしています。

昨年買った熊手です。明日お返しします。

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三の酉まである年は火事が多いといわれています。
火の元にも注意です。長國寺では、火事災難が多いとの故事から、
三の酉の年限定の「火除守り」を授与が行われるそうです。

関東の商売繁盛は、酉の市。
関西の商売繁盛は、1月10日の十日戎(とおかえびす)ですね。


コラムニスト:伊藤 緑

広報ウーマンネット 代表

作詞家・ライター
http://www.midoriito.jp/
広報ウーマンネット 代表
http://www.pr-woman.net/
KOTONOHA FACTORY 代表
http://kotonoha-factory.com/

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