観ずに死ねるか!~今週のシネマ選~

  • 男の哀れな妄想が暴走する愛の物語、ヒッチコック畢生の傑作『めまい』

    歴史的な猟奇サスペンス映画『サイコ』の誕生をめぐる映画『ヒッチコック』が上映中ですが、キャリア最高傑作(だと思う)『北北西に進路を取れ』の前作にあたる『めまい』…続きを読む

  • どっちを先に観るべきか?『12人の優しい日本人』&『十二人の怒れる男』

    三谷幸喜関連映画の中でも、特に評価の高い『12人の優しい日本人』映画通ならニヤッとするタイトルと、裁判員制度を先取りしたテーマ。パクリ?オマージュ?有罪?無罪?…続きを読む

  • 巨匠:小津もうらやんだ夭逝の天才監督が遺した、歴史的作品。

    編集長、本当にすみません!3ヶ月も原稿にアナ開けてしまいました...。ということで、今年も大変お世話にまりましたまた来年もよろしくお願いしますあけましておめでと…続きを読む

  • 1995年と2012年の奇妙なシンクロニシティ~『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』雑感~

    95年に放映開始され、一大ブームを巻き起こしたアニメの最新デジタル・リニューアル版。難解と言われたオリジナル・アニメが全然難しくも何ともなく理解でき(たつもり)…続きを読む

  • 人間の愚かさに警鐘を鳴らす、今なお有効なシニカルな笑い。~『博士の異常な愛情』~

    怪優:ピーター・セラーズが大統領、英軍大佐、狂気の科学者の3役を演じ、核兵器と第三次世界大戦の恐怖を米ソ冷戦時代に皮肉った、スタンリー・キューブリックが贈るブラ…続きを読む

  • お侍もサラリーマン~『たそがれ清兵衛』に観る働くお父さん~

    ゼロ年代と時代劇というと、なんだかしっくりしませんが。巨匠:山田洋次監督が、確かな映画作りの技と今の時代だから、どのような侍像が共感を生むのかその徹底したテーマ…続きを読む

  • ザ・ファーザー・オブ・アメリカ、クリント・イーストウッド『グラン・トリノ』

    11月23日公開の映画『人生の特等席』でスクリーンに帰ってきたクリント・イーストウッド!俳優復帰を決心したのも、彼の下で助監督やプロデューサーを務め、その映画作…続きを読む

  • 追悼、トニー・スコット。巻き込まれ型サスペンスの秀作『エネミー・オブ・アメリカ』

    惜しくも先日、自殺というショッキングな最期を遂げた、ヒット監督:トニー・スコット。遺作となってしまった『アンストッパブル』(2009年)でも、お得意のスリリング…続きを読む

  • スマホを持ったシャーロック・ホームズ!?まさかの新設定は病みつきになる面白さ!『SHERLOCK/シャーロック』

    ミステリ好きなのですみません!今回は映画ではなく、特別にTVドラマを。何故ならこのシリーズは、世界各国のミステリ・ファン、そしてシャーロキアンから大絶賛の話題作…続きを読む

  • 笑いとペーソスの影に人間の欲望を潜ませた伊丹十三作品の白眉、『タンポポ』。

    一億総グルメブームを先取りし、「食」という日常のテーマを見事にエンタメ映画に仕上げてしまった故・伊丹十三監督の最高傑作。若き日の山崎努・渡辺謙のコンビも注目!大…続きを読む

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    2012年
    2011年
    コラムニスト:助川 仁

    ビクターエンタテインメント株式会社 編成管理チーム長 兼 KOKIAディレクター

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    Jin Bonham名義 映画ブログ【アンドロイドは映画館でポップコーンを食べるか?】
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