ニュース/取材

「創り手の想いを伝えたい 日本初のフリーペーパー専門店」


10/15の日本テレビ、「ズームイン!!サタデー」で
フリーペーパーを商品として取り扱っている珍しいお店があると知り
早速現地を取材しに行ってきました♪

「Only Free Paper」
お店の名のとおり、店内はフリーペーパーで溢れかえっています。

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「これがすべて無料なんですか?」
驚く私に、スタッフの江上さんがお答えくださいました。

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「そうですね。自由にお持ち帰りいただいています。」


「フリーペーパーって、こんなに種類があるんですね~」

「そうなんです。ここでは全国からのフリーペーパーを取り寄せているんですよ」

「ラインナップの基準ってあるんですか?」

「広告や商業色の強いカタログ、クーポンが多く含まれているのは避けています。
その分読み物として面白いものが多く、クオリティが高くて、
有料誌と変わらないものが多いんです。」

「なるほど~。写真が綺麗なものも多いですよね...」

「そうですね。あとは手書きのものなど、創り手の温もりが伝わるものを重視しています」

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「お客様ってどんな方が多いんですか?」

「6~7割が女性ですね。以前路面店をやっていたんですが
その時は原宿という場所柄、20~30代が多かったです。
先月の9/16にパルコに移転してからは、40代、50代の方も
いらっしゃっていただけるようになりました。」

「お勧めをいくつかピックアップしていただけますか?」

「こちらはわたしがいま一番注目しているものなんですが、
『トコドコ』というフリーペーパーで、お散歩をテーマにいろいろな場所を
紹介している情報誌です。中身が充実していて、イラストもすごく可愛いんです。」

「トコドコ」の中身。今回のテーマは「ベンチ」

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エコをテーマにしたフリーペーパー「グラスルーツ」

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「こちらは写真が大変きれいというのもあり、毎号すごく人気があるんです。」


その他、店内は、無料誌設置コーナーの他に、レンタルスペースの展示棚や
石崎店長のコレクション棚(フリペ図書館)などもありました。

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展示棚以外のものは、何冊でも持ち帰り可能です♪

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下の写真は、石崎店長(右)と江上さん(左)です。

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今一押しのフリーペーパーを持っていただき、撮らせていただきました。

たびぃじょ:
学生団体が発行している、「女子の一人旅」をテーマにした情報誌。

東京シェア生活2011:
シェアハウスにまつわる記事をまとめた情報誌。


石崎店長は、昔からフリーペーパーが大好きで、ギャラリー、雑貨屋などから
フリーペーパーを収集していた経由があり、それが高じて
お店を立ち上げるほどになったとのこと。


「フリーペーパーの魅力って、改めて何だと思われますか?」
という質問に、お2人が答えてくださいました。

石崎店長
「フリーペーパーは自費出版に近いものだと思います。
広告があって成り立っている有料誌やweb媒体とも違って
創り手の発信性が高いのが魅力ですね。」

江上さん
「有料誌よりも発行者の想いがダイレクトに伝わるところですね。
フリーペーパーの『フリー』は、『無料』という意味もありますが
『自由』という意味でもあって、縛りがないところにもすごく魅力を感じます。」


フリーペーパー=自由な媒体誌
という発想。

今まで「無料の情報誌」くらいの概念しかなかったフリーペーパー。
その奥に無限の可能性を垣間見た気がしました。
気軽にいろいろな人や世界とつながる新しいツールとして
これからもっと認知度が高まっていくといいなぁ~と思います。

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Only Free Paper
〒150-8377
東京都渋谷区宇田川町15-1
渋谷パルコパート1 6F
03-6416-4422
ホームページはこちら
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取材:橋本 道子

(「ズームイン!!サタデー」で紹介されたOnly Free Paper)

コラムニスト:ニュース/取材編集者

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