ニュース/取材

人生はマクロビオティック。ではなく、ドラマティック。


9/26の日本テレビ、「ヒルナンデス!」で紹介されていた
巣鴨にある日本初のマクロビオティックな甘味処「甘露七福神」の店主、
田中ゆき江さんのお話を伺ってきました。

※マクロビオティックとは、暮らしている土地でとれる季節の素材(旬のもの)を
自分の体質に合わせてまるごと使用する料理法で
食を通じて心と体を健康にすることを目的とした考え方です。

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「甘露七福神」の外観、素敵ですよね。
このお店が始まる前の物語を掘り下げていきたいと思います。
(初めまして、榊原万理絵と申します!)

田中さんはお店を始める前は主婦だったそうです。
たまたま民家に空きが出来たからということで
「何か店舗でもやってみない?」と友人から声を掛けられ
巣鴨に甘味処の専門店がなかったため、甘味処をやってみようかと思いついたのだそう。

材料も揃え、普通の甘味処をオープンさせるべく開店の準備を着々としていましたが
ある雑誌の記事がきっかけでマクロビオティックに興味を持ち
都内にあるクシマクロビオティックアカデミーへ入学することに。

田中さんはそこで、白い砂糖は体に悪いということを知りました。
「砂糖が使えないなら、甘味処なんて、とても始められそうにないわ・・・。」と
悩まれてしまったそうです。

思い切ってアカデミーの先生に相談すると
「砂糖大根を原料にしたてんさいとうを使ったら?」と
アドバイスを受けられたことが、お店でてんさい糖を使われるきっかけになったそうなんです。

可愛いカップに入れられたてんさい糖♪
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そこから「お客様に体に悪いものをお出しすることはできない」という強い信念のもと
田中さんは、白砂糖、乳製品、卵、人工甘味料、着色料をいっさい使わず
入手可能な限りのオーガニック素材を基本に和スイーツを作るというミッションに挑みます。

そして試行錯誤しながらも、それはそれは美味しい
しかも体に優しい自慢のメニューたちが生み出されました。

年配者の原宿と言われる巣鴨という場所にありながらも
若い女性客もたくさんいらっしゃるのだそうです。


若い女性からお年寄りまで大人気の看板メニュー「塩あんみつ」。
アイスクリームは自家製の豆乳、抹茶は宇治から取り寄せています。
塩は小笠原の塩。優しい味わいの中に塩気が効いていてクセになる美味しさでした!!

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名前の通り、三年熟成された番茶「三年番茶」とともにいただきました☆

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メニューもこ~んなに豊富なんです!(裏面にもあります)
粟ぜんざいを食べに1ヶ月通った女性もいるそうですよ。
あんこ好きにはたまらない、あんこの味の濃~い一品!

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全くの知識がゼロからの状態から、今やテレビや雑誌に取り上げられるお店に成長させた
田中さんの行動力に感動しっぱなしでした。

「私はただ、マクロビオティックで甘味がやりたい!やりたい!って言ってただけで・・・。
周りが助けてくれたおかげで今がお店があるんです。」と語る田中さんは
笑顔がとってもチャーミング!

店内装飾は田中さんの一番の協力者である美大卒のご主人の担当。
季節感のある装飾を心掛けているとのこと。
こういう心配りが嬉しいですね!

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田中さんの愛情とこだわりが詰まった甘味処「甘露七福神」に
是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

お店を出る頃にはほっこり笑顔になること間違いなしですよ♪

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甘露七福神
ホームページはこちら

〒170-0002 
東京都豊島区巣鴨3-37-5 とげぬき地蔵すぐそば
TEL 03-5394-3694
営業時間 11時~18時
定休日  木曜日
※ただし、縁日(4日、14日、24日)は営業。前日の水曜日がお休み。
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取材:榊原万理絵

(「ヒルナンデス!」で紹介された甘露七福神)

コラムニスト:ニュース/取材編集者

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