劇団四季ミュージカル、東北の被災地を巡る!
2011年08月01日
7月25日の、東北各地のテレビのニュースで、
「劇団四季ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演のスタート」
という話題が取り上げられました。
これは、劇団四季が、東日本大震災の被災地の子供達を元気にしようと行う招待公演です。
7月25日から8月26日迄の間、岩手・宮城・福島三県の13都市計27回を実施。
初日は、岩手県大槌町にある吉里吉里中学校にて上演されました。
通常は施設の整った劇場で上演するこの作品ですが
今回は敢えて被災地の学校の体育館に舞台を設営し行われます。
設営にあたっては、大道具担当の方達だけでなく
営業担当の方々や役者の方達迄もみんなで協力して舞台を作り上げました。
劇団関係者全員で設営した舞台を子供達が体育座りで囲み、楽しみます。
演目である四季オリジナルミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』は
東京から東北地方に引っ越してきた人見知りの少年ユタが
地元の子達にいじめられ「死んでしまいたい」とまで思ってしまいますが
東北地方で語り継がれる精霊「座敷わらし」と出会うことにより
生きることの素晴らしさと命の大切さを教えられ逞しく育って行く感動の物語です。
劇団四季はこのミュージカルを通し、被災地の厳しい環境に生きる子供達に
"生きる喜び""生きることの感動""生きるって素晴らしい"ということを
伝えたいと言っています。
今回のプロジェクトに携わっている劇団四季 営業担当 の池田さんは
「子供達は熱心に観てくれています。とても嬉しいことです。
先生方からも、日頃無口でシャイな子供達が観劇後に
『よかった!楽しかった!』と笑顔で俳優達に語り掛けている姿を観て
改めて感動したと言って頂きました」と語っておられました。
↑営業担当の池田さん
なお東北特別招待公演終了後、この『ユタと不思議な仲間たち』は
再び劇場バージョンに戻り、各都市で上演される予定です。
是非、あなたの街でもこの感動を味わって下さい!!
詳しくは劇団四季HPを御覧下さい。
コラムニスト:ニュース/取材編集者