熊木杏里と出逢って10年。初めての告白。
2012年02月24日
前回のコラムで、
女性アーティストの紹介比率が高い理由。きっかけ。
それは熊木杏里と記させて頂きましたが、
彼女との出逢いは、
2002年の新春。
UFJ銀行が誕生したり、
田中真紀子外相が更迭されたり、
ソルトレイクシティオリンピックが開幕したり、
(ウィキペディア調べ)
音楽シーンで言えば、
元ちとせも『ワダツミの木』でメジャーデビューする頃。
俺も超未熟でインタビューがド下手だったけど、
彼女も不慣れだから一問一答みたいになっちゃって、
でもこっちはその歌声に恋しちゃってるもんだから、
思い付く限りの質問をぶつけた記憶が。
その後もリリースがある度にインタビューするようになり、
ライブ(インストアイベントなども含む)がある度に伺うようになり、
ライター人生で初めてタワレコとかに置く
チラシの記事も書かせて頂いたり、
その外部仕事をもらえたのが異様に嬉しくて、
会社の朝礼だか終礼だかで
そのチラシを手に持ちながら
「熊木杏里という素晴らしい女性シンガーソングライターの
チラシの記事を書かせて頂きました。
ここまで来られたのは、今ここにいるみんなや
今はここにいないけれど共に働いたみんなのおかげです。
心より感謝します!」
みたいなことを
言いながら涙ぐんじゃってさ。
おまえ、グラミー賞の授賞式じゃねーんだからっていう(笑)
人生最良の瞬間みたいなテンションになっちゃって。
でも俺にとっては
グラミー賞ぐらい価値のあるもんだったんです。
残念ながらその感動を共有してくれた人はごく僅かだったけど、
そこからこの仕事にのめり込んでいったのは確かだし。
-----------------------------
そういう個人的なシチュエーションも手伝って、
熊木杏里にはどんどんのめり込んでいくんだけど、
2003年にそれまで所属していたレコード会社から離れてしまって
音信不通になっちゃったり。
久々に再会したら
めちゃくちゃ葛藤していたみたいで
すげぇ重いインタビューになっちゃったり。
初のワンマンライブを観に行ったら
アコースティックギターで『長い話』の弾き語りを披露したんだけど、
「いや、難しいですね(笑)。あまりひとりじゃやり切れそうにないので」と
言い出したり。
ブログの執筆をお願いしたら
ブログというものが何だかよく分かっていなかったみたいで、
第1回目~15回目までの投稿がすべて韓国リポートだったり。
大阪までライブ観に行ったら
ファンが抱いている熊木杏里のイメージなんてそっちのけで
志村けんのモノマネをサラッと披露して、
別に誰もウケてないのに自分だけ楽しくなっちゃって
結果としてすげぇゴキゲンなライブやっちゃったり。
フリーになっちゃったり。
酔っ払ったり。
天然なのか天才なのかよく分かんないんだけど、
まぁとにかく振り回されまくった10年間だった!
気付いたら愚痴大会みたいになってますけど。
その歌や詞や音楽や生き様については
hotexpressにちょっとした辞典ぐらいのボリュームで
書き残してあるからいいよね(笑)
-----------------------------
最新インタビューで
彼女も「面白い10年だった」と語っていますけど、
それを追いかけていた俺もファンの人も
絶対「面白い10年だった」んだよね。
音楽的なことで言っても、
生命体的なことで言っても、
こんなに面白い生き物にはそうそう会えないですから。
ただね、熊木杏里は自分の歌で
もっともっと多くの人と繋がりたい。
「来年とか、これからどんなことが起きても
多分後悔しないと思うんですよ。
それはこのアルバム『光の通り道』が作れたから」と
語ってはいたけれど、
満足はしていない。
だから次の10年はもっと「面白い10年だった」にしたい。
まだ見ぬリスナーにその音楽を届ける為の記事を書きたい。
インタビューをしたい。もっともっと。
だって「僕らの音楽」に出たいもん、俺。
熊木杏里が「僕らの音楽」に出たら呼んでもらうんだもん。
で、歌手デビューするんだもん。
「僕らの音楽」に呼んでほしいという話は
本人に伝えてあるんだけど、
トークでの共演だと本人は想像してると思うんだけど、
俺は歌で共演しようと思ってるから!
そんな訳でこれから10年もどうぞよろしく。
◎熊木杏里 関連記事
熊木杏里 オフィシャルブログ
熊木杏里 祝!10周年記念特集『光の通り道』
熊木杏里 最新インタビュー「これからどんなことが起きても多分後悔しない」
熊木杏里 hotexpress アーティストページ(アーカイブ)
◎過去のコラム
女性アーティストの紹介比率が高い理由、暴露
BEST LIVE 2011 TOP10(平賀哲雄's selection)
俺みたいなTHEダメ人間にも微笑んでくれる女の子
大塚 愛と涙の再会~「独身時代の大塚 愛を振り返る」解禁
拝啓、高橋愛さまへ
女性アーティストの紹介比率が高い理由。きっかけ。
それは熊木杏里と記させて頂きましたが、
彼女との出逢いは、
2002年の新春。
UFJ銀行が誕生したり、
田中真紀子外相が更迭されたり、
ソルトレイクシティオリンピックが開幕したり、
(ウィキペディア調べ)
音楽シーンで言えば、
元ちとせも『ワダツミの木』でメジャーデビューする頃。
俺も超未熟でインタビューがド下手だったけど、
彼女も不慣れだから一問一答みたいになっちゃって、
でもこっちはその歌声に恋しちゃってるもんだから、
思い付く限りの質問をぶつけた記憶が。
その後もリリースがある度にインタビューするようになり、
ライブ(インストアイベントなども含む)がある度に伺うようになり、
ライター人生で初めてタワレコとかに置く
チラシの記事も書かせて頂いたり、
その外部仕事をもらえたのが異様に嬉しくて、
会社の朝礼だか終礼だかで
そのチラシを手に持ちながら
「熊木杏里という素晴らしい女性シンガーソングライターの
チラシの記事を書かせて頂きました。
ここまで来られたのは、今ここにいるみんなや
今はここにいないけれど共に働いたみんなのおかげです。
心より感謝します!」
みたいなことを
言いながら涙ぐんじゃってさ。
おまえ、グラミー賞の授賞式じゃねーんだからっていう(笑)
人生最良の瞬間みたいなテンションになっちゃって。
でも俺にとっては
グラミー賞ぐらい価値のあるもんだったんです。
残念ながらその感動を共有してくれた人はごく僅かだったけど、
そこからこの仕事にのめり込んでいったのは確かだし。
-----------------------------
そういう個人的なシチュエーションも手伝って、
熊木杏里にはどんどんのめり込んでいくんだけど、
2003年にそれまで所属していたレコード会社から離れてしまって
音信不通になっちゃったり。
久々に再会したら
めちゃくちゃ葛藤していたみたいで
すげぇ重いインタビューになっちゃったり。
初のワンマンライブを観に行ったら
アコースティックギターで『長い話』の弾き語りを披露したんだけど、
「いや、難しいですね(笑)。あまりひとりじゃやり切れそうにないので」と
言い出したり。
ブログの執筆をお願いしたら
ブログというものが何だかよく分かっていなかったみたいで、
第1回目~15回目までの投稿がすべて韓国リポートだったり。
大阪までライブ観に行ったら
ファンが抱いている熊木杏里のイメージなんてそっちのけで
志村けんのモノマネをサラッと披露して、
別に誰もウケてないのに自分だけ楽しくなっちゃって
結果としてすげぇゴキゲンなライブやっちゃったり。
フリーになっちゃったり。
酔っ払ったり。
天然なのか天才なのかよく分かんないんだけど、
まぁとにかく振り回されまくった10年間だった!
気付いたら愚痴大会みたいになってますけど。
その歌や詞や音楽や生き様については
hotexpressにちょっとした辞典ぐらいのボリュームで
書き残してあるからいいよね(笑)
-----------------------------
最新インタビューで
彼女も「面白い10年だった」と語っていますけど、
それを追いかけていた俺もファンの人も
絶対「面白い10年だった」んだよね。
音楽的なことで言っても、
生命体的なことで言っても、
こんなに面白い生き物にはそうそう会えないですから。
ただね、熊木杏里は自分の歌で
もっともっと多くの人と繋がりたい。
「来年とか、これからどんなことが起きても
多分後悔しないと思うんですよ。
それはこのアルバム『光の通り道』が作れたから」と
語ってはいたけれど、
満足はしていない。
だから次の10年はもっと「面白い10年だった」にしたい。
まだ見ぬリスナーにその音楽を届ける為の記事を書きたい。
インタビューをしたい。もっともっと。
だって「僕らの音楽」に出たいもん、俺。
熊木杏里が「僕らの音楽」に出たら呼んでもらうんだもん。
で、歌手デビューするんだもん。
「僕らの音楽」に呼んでほしいという話は
本人に伝えてあるんだけど、
トークでの共演だと本人は想像してると思うんだけど、
俺は歌で共演しようと思ってるから!
そんな訳でこれから10年もどうぞよろしく。
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拝啓、高橋愛さまへ
コラムニスト:平賀 哲雄
hotexpress編集長
平賀哲雄(hotexpress)Twitterアカウント
http://twitter.com/Tetsuo_Hiraga
hotexpress
http://www.hotexpress.co.jp/