好きな音楽で酒飲んでます。

熊木杏里と出逢って10年。初めての告白。

前回のコラムで、
女性アーティストの紹介比率が高い理由。きっかけ。
それは熊木杏里と記させて頂きましたが、

彼女との出逢いは、
2002年の新春。

UFJ銀行が誕生したり、
田中真紀子外相が更迭されたり、
ソルトレイクシティオリンピックが開幕したり、
(ウィキペディア調べ)

音楽シーンで言えば、
元ちとせも『ワダツミの木』でメジャーデビューする頃。

俺も超未熟でインタビューがド下手だったけど、
彼女も不慣れだから一問一答みたいになっちゃって、
でもこっちはその歌声に恋しちゃってるもんだから、
思い付く限りの質問をぶつけた記憶が。

その後もリリースがある度にインタビューするようになり、
ライブ(インストアイベントなども含む)がある度に伺うようになり、
ライター人生で初めてタワレコとかに置く
チラシの記事も書かせて頂いたり、
その外部仕事をもらえたのが異様に嬉しくて、
会社の朝礼だか終礼だかで
そのチラシを手に持ちながら



「熊木杏里という素晴らしい女性シンガーソングライターの
チラシの記事を書かせて頂きました。
ここまで来られたのは、今ここにいるみんなや
今はここにいないけれど共に働いたみんなのおかげです。
心より感謝します!」



みたいなことを
言いながら涙ぐんじゃってさ。

おまえ、グラミー賞の授賞式じゃねーんだからっていう(笑)
人生最良の瞬間みたいなテンションになっちゃって。

でも俺にとっては
グラミー賞ぐらい価値のあるもんだったんです。
残念ながらその感動を共有してくれた人はごく僅かだったけど、
そこからこの仕事にのめり込んでいったのは確かだし。


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そういう個人的なシチュエーションも手伝って、
熊木杏里にはどんどんのめり込んでいくんだけど、

2003年にそれまで所属していたレコード会社から離れてしまって
音信不通になっちゃったり。

久々に再会したら
めちゃくちゃ葛藤していたみたいで
すげぇ重いインタビューになっちゃったり。

初のワンマンライブを観に行ったら
アコースティックギターで『長い話』の弾き語りを披露したんだけど、
「いや、難しいですね(笑)。あまりひとりじゃやり切れそうにないので」と
言い出したり。

ブログの執筆をお願いしたら
ブログというものが何だかよく分かっていなかったみたいで、
第1回目~15回目までの投稿がすべて韓国リポートだったり。

大阪までライブ観に行ったら
ファンが抱いている熊木杏里のイメージなんてそっちのけで
志村けんのモノマネをサラッと披露して、
別に誰もウケてないのに自分だけ楽しくなっちゃって
結果としてすげぇゴキゲンなライブやっちゃったり。

フリーになっちゃったり。

酔っ払ったり。

天然なのか天才なのかよく分かんないんだけど、
まぁとにかく振り回されまくった10年間だった!

気付いたら愚痴大会みたいになってますけど。


その歌や詞や音楽や生き様については
hotexpressにちょっとした辞典ぐらいのボリューム
書き残してあるからいいよね(笑)


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最新インタビュー
彼女も「面白い10年だった」と語っていますけど、
それを追いかけていた俺もファンの人も
絶対「面白い10年だった」んだよね。

音楽的なことで言っても、
生命体的なことで言っても、
こんなに面白い生き物にはそうそう会えないですから。

ただね、熊木杏里は自分の歌で
もっともっと多くの人と繋がりたい。

「来年とか、これからどんなことが起きても
多分後悔しないと思うんですよ。
それはこのアルバム『光の通り道』が作れたから」と
語ってはいたけれど、

満足はしていない。

だから次の10年はもっと「面白い10年だった」にしたい。
まだ見ぬリスナーにその音楽を届ける為の記事を書きたい。
インタビューをしたい。もっともっと。








だって「僕らの音楽」に出たいもん、俺。









熊木杏里が「僕らの音楽」に出たら呼んでもらうんだもん。























で、歌手デビューするんだもん。




「僕らの音楽」に呼んでほしいという話は
本人に伝えてあるんだけど、

トークでの共演だと本人は想像してると思うんだけど、






俺は歌で共演しようと思ってるから!




そんな訳でこれから10年もどうぞよろしく。




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熊木杏里 祝!10周年記念特集『光の通り道』

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女性アーティストの紹介比率が高い理由、暴露

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拝啓、高橋愛さまへ  
コラムニスト:平賀 哲雄

hotexpress編集長

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