タウンウォッチング：空地と空き家だらけの南青山4～西麻布2界隈

外苑前での用事が予定より早く終わったので、
以前働いていた青山界隈を歩いてみた。

いやー予想はしていたが、その変化のほどがすさまじい。

襲い掛かるノスタルジーに倒れそうになってしまった。

大きい店も小さい店もなくなっている。

住宅街でもあるエリアだが、空き家が想像以上に多い。

この10年以内の建売住宅と思われる家にもすでに空き家が出て来ていた。

あるいは主がいなくなったまま置き去りにされた家。

長屋住宅はマンション計画で取り壊し予定の札。

空地や空きテナントは表参道や渋谷ほか、都心に増殖しているが、

駐車場にすらなっていない放置された土地や家が目立つ。

ちょっと歩いた先の西麻布の一角は再開発計画に飲まれて街ごとほぼ消滅。

公園だった場所は、簡易建設の保育園になっていた。

外苑西通りも、暗さのあるこの一角は空きテナントだらけ。

超話題の店も今は昔、すっかり消えて別ものに。

たいていはコンビニである。

軽い立ちくらみすら覚えながら帰路につくころ、

「港区民と共に歩む会」の街宣車に遭遇。

「港区の子どもたちの笑い声も聞こえるステキな街づくりのために...
港区は子どもの数も増えています...出産費用の補助、子どもの医療無償化、
保育園の数を増やすこと...」

向かいの青山墓地の影響か、もともと少し暗さのある
南青山4丁目から西麻布2丁目のこのエリア。

地名の今の印象とは真逆のディープな下町の風情のある、
けれど人は決して多くない静かな場所。

きっとほかにもあるに違いない...

相当なショックで写真は昭和の香るこの看板だけ...西麻布にて






















前回の反省：絶賛した割に写真を忘れていたヒカリエSinQs内のコダマのハム、
ゲーゼたちを気分直しに購入＆パチリ