やっぱりオンナは綺麗でなくちゃ!

うら若き部下の悩み


昨日会社で、うら若き女性の部下から突然
「井関さんだったら、失恋した時どうやって立ち直りますか?」
という質問を受けました。

聞くと、お付き合いしている男性にふられてしまいそうな予感
(正確にはまだふられていないし、相手の気持ちもよくわからない状態)
がしているそう。

ランチの後の化粧室で、歯磨き中という
ちょっと気軽な感じの場所にしては深刻な感じで、
咄嗟に私の口から出たのが

「それは、もうダメなんじゃない・・・」
「とことん悲しむしかないんじゃないかしら・・・」

というセリフ。

ああ~!!!
今考えると、私ってなんて優しくないオンナなんだろうと思うけれど、
だって20代の時の記憶なんて遥か彼方の40代の私に、
24歳の彼女の気持ちを楽にする言葉なんてそう簡単には見当たらない。

ふと、
「表面的な優しさが本質的な優しさと異なる」ということを悟ったのは
いつの頃だっけ?と思いました。

若いうちは往々にして、「大丈夫だよ」とか「○○さんは悪くない」とか、
表面的な優しい言葉をかけてもらうことが大前提で、
それはたぶん精神的に成熟していないから。

経験値が低いとどうしても起きた出来事の占める比重が大きくて
その悩みだけで一杯になっちゃう。
そこに追い討ちをかける言葉なんて・・・掛けられないですよね。

私の友人(もちろん同年代)で、核心を突いてしまうオンナがいます。

頭の回転が速く、全体を把握することや人の心理を見抜く力が備わっている為、
例えば誰かの恋愛の悩みを聞いている状況なんかでよくある場面。
全員が心の奥底で「もうその恋愛終わりだよ~」と確信しているのに、
そこには絶対に触れず当たり障りのない言葉を並べたてている時に、
「もうやめときな!」といったど真ん中の直球を投げてきます。

仕事でもそうですが、大人になると経験値が高まって大概のことは先が見えちゃうし、
仕事も恋愛も忙しいから早く決着つけなきゃいけないことが多い。

だから「それ間違ってるよ!」とはっきり伝えてくれる人の意見が欲しくなる。
言いにくいことをスバっと言ってくれると何が悪いのかはっきり分かるし、
修正するのに時間を短縮できる。

そういう人の意見のありがたさを分かるから。
その上で自分なりに「しょうがないこと」とか「縁」とかいう言葉を上手に使って
消化することができるようになる。

私の周りの意見を総合すると、どうやら30代半ばくらいが
この境地に達する年齢らしいです。
性別や年齢に応じて受け止め方が変わってくる。
だったら掛ける言葉も変えなくちゃいけないなーとつくづく。

学び多き日々です。
コラムニスト:井関 紀子

ドクターシーラボ 広報

井関紀子 twitterアカウント
http://twitter.com/gogonori55
顔のたるみ研究所所長
http://www.tarumi-labo.com/about_us/
ブログ(気分次第で!)
http://www.tarumi-labo.com/blog/

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