変わらない秘訣

9月1日からドクターシーラボの広報に新しいスタッフが入ってきました。
大学を卒業して新卒でドクターシーラボに入社して2年目の23歳。
不慣れなオフィスワークのせいか、時々挙動不審になっていて
楽しみながら眺めています。（笑）

思い返せば、私にもそんな時代がありました。
とにかくCAになりたくてなりたくて、短大に行きながら専門学校に通い英検も取り
夜は寮で腕立て伏せや腹筋を（三次試験は体力検査があったのです）。

面接のスーツは一般的なリクルートスーツより華やかな色（確かピンク！）を選び
履歴書に貼る写真は当時一番美しく撮影してくれると評判の伊勢丹の写真館で撮りました。

全日空から内定をいただいたのは
同級生達がほぼ就職先が決定した後だったのを覚えています。
夢が現実になった劇的瞬間だったはずですが、実はあまり記憶がありません。
というのも、入社後の「訓練→初フライト→新人時代」という
精神的にも肉体的にも厳しい時期の印象が強烈すぎて・・・
詳細は割愛しますがストレスを感じた時に必ずこの時代の夢を見るくらいです。（笑）

そんな時に唯一の心の支えになったのが、同期の存在でした。
お互い励まし合い、仕事はもちろん恋愛の悩みもすべて共有した同志。
一緒に旅行に行き、お互いの結婚式にも出席、
生まれたてホヤホヤの赤ちゃんも抱かせてもらいました。
今では妻、母、キャリアウーマンなどみんなそれぞれの道を歩んでいます。

そんな彼女達との絆は固く、20年経った今でも定期的に集まり
ご飯を食べながら近況報告をしていますが
中には色々な事情があって会わなくなった人達もいます。

かなり前のこと、海外に居を移し会えなくなった同期の写真を見て一同ビックリ！
10年ぶりに見る彼女の様子が以前とは全く違う！！！
それはそうですよね。だって10歳年齢を重ねている訳ですから、様子も変わります。
私だってそりゃ、向こうから見たら「別人！」かもしれないし、それはしょうがないこと。

でもこれってたぶん、10年前のイメージしか残っていなかったからだけの話で
毎年会っていたら、違和感が無かったはずです。
ほら、ずっとTVに出てなかった人が久しぶりに出たりすると
「だいぶ雰囲気変わったな～」と思ってしまう"あの感じ"。

不思議なもので、男女問わずいつの頃からか
「変わらないね～！」というのが褒め言葉になります。
10代20代は変化があるのが当たり前だったのに、ある時から変化を好まなくなる。
「変わる＝エイジング」になってしまう。

だから、イメージの変化が顕著になる前のタイミングで会って
相手の頭の中で「イメージ」のアップデイトをお願いする。
今のあなたを彼女にとって最新イメージにしてもらうんです。
そうやって、「変わらない」という印象を与えることって意外に大事だわ、
とつくづく思いました。

だから、皆さんやっぱり沢山の人と会ってお話ししましょ。
人に会うって、お洒落するし、緊張もする。
それが「変わらない」一番の秘訣かも！