一人広報の達人イデルミのコラム

年間200本の人気コラムニスト、ブログ5,500万アクセス超える!

「中国で最も有名な日本人」といえば、そう、この人。
弱冠27歳のコラムニスト、加藤嘉一(かとう・よしかず)さんです。

10月27日夜に放送されたNHK「爆問学問」に登場し、
爆笑問題のお二人と、新宿の火鍋料理店で
料理を囲みながら談笑する様子や加藤さんが中国で講演し、
500人定員の会場に1000人が詰めかける様子が紹介されました。

8年前、2003年に身一つで中国へ飛び立ち、北京大学へ国費留学したそうです。
学生ですからお金を満足に持たなかったものの、中国語はひたすら勉強したそうで
アイスクリームを売っている年配の女性と話したり、中国語の新聞をもらって読んだりなど
「語学に一円もかけなかった」とのこと。
中国での講演の様子や、年間に300本受けるという取材の様子を拝見すると、
なんとまあ流暢な中国語だこと!まるでそこに中国人が存在するかのごとく、です。

今や、年間200本のコラムを書き、ブログは5500万アクセスを達成したそう。
そのブログは、なんと、胡錦濤(こきんとう)国家主席も読んでいらっしゃるそうです。
著書も多数。彼をここまで人気者にしたのは、あるテレビ出演がきっかけでした。

2005年、反日デモに行くという、日本人にしては勇気のいる行動をとり、
翌日、香港のテレビに出演。「反日デモの原因はなんだと思うか」と問われ、
「日本だ」「中国だ」と答えれば両国から反感を買うと考えた彼は
「バランスである」「日本と中国、両方に原因がある」といった説明をし、
評価されたそうです。

当時、まだ20歳。日本と中国、どちらかの肩を持てば、必ずもう一方から反感を買う。
だから、両者がwin&winになるよう考えてモノを言うのは、
コミュニケーションをとる上で大切なことです。

それを、まだ20歳の大学生が、海外のマスメディアに
「日本人として」出演する際、そこまで考えを至らせていたことにびっくりしました。
自分が20歳のときを振り返ると、恥ずかしい限りです。

ユーモアあるなあ、この方。と思ったのは、
中国と日本の違いを説明する中で「喧嘩」を取り上げたときです。

中国の喧嘩は「ビール瓶を投げる」など、見た目に非常にわかりやすい。
かたや、日本は「無視する」など、陰湿な面があり、空気を読まないとだめだったりする。

そこでご自身がおっしゃったのが、「僕、加藤嘉一(かとう・よしかず)だから、
そもそもKY(空気読めない)なんですよね。
もう、(空気)読みようがないんですよ。」・・・笑いました(笑)

加藤さんの夢は「日中を結ぶ架け橋となること」。
若いうちは海外にいて「日本にいては見えない日本を見たい」そう。
まだまだ若い加藤嘉一さん。これからどう成長していくのか、楽しみです。

加藤嘉一さん 3カ国語インタビュー
コラムニスト:井出 留美

office 3.11代表

井出留美オフィシャルブログ http://iderumi.com/
Twitter of Dr. Rumi Ide, Ph.D. : http://twitter.com/rumiide
office 3.11 http://www.office311.jp/

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