年間200本の人気コラムニスト、ブログ5,500万アクセス超える!
2011年10月28日
「中国で最も有名な日本人」といえば、そう、この人。
弱冠27歳のコラムニスト、加藤嘉一(かとう・よしかず)さんです。
10月27日夜に放送されたNHK「爆問学問」に登場し、
爆笑問題のお二人と、新宿の火鍋料理店で
料理を囲みながら談笑する様子や加藤さんが中国で講演し、
500人定員の会場に1000人が詰めかける様子が紹介されました。
8年前、2003年に身一つで中国へ飛び立ち、北京大学へ国費留学したそうです。
学生ですからお金を満足に持たなかったものの、中国語はひたすら勉強したそうで
アイスクリームを売っている年配の女性と話したり、中国語の新聞をもらって読んだりなど
「語学に一円もかけなかった」とのこと。
中国での講演の様子や、年間に300本受けるという取材の様子を拝見すると、
なんとまあ流暢な中国語だこと!まるでそこに中国人が存在するかのごとく、です。
今や、年間200本のコラムを書き、ブログは5500万アクセスを達成したそう。
そのブログは、なんと、胡錦濤(こきんとう)国家主席も読んでいらっしゃるそうです。
著書も多数。彼をここまで人気者にしたのは、あるテレビ出演がきっかけでした。
2005年、反日デモに行くという、日本人にしては勇気のいる行動をとり、
翌日、香港のテレビに出演。「反日デモの原因はなんだと思うか」と問われ、
「日本だ」「中国だ」と答えれば両国から反感を買うと考えた彼は
「バランスである」「日本と中国、両方に原因がある」といった説明をし、
評価されたそうです。
当時、まだ20歳。日本と中国、どちらかの肩を持てば、必ずもう一方から反感を買う。
だから、両者がwin&winになるよう考えてモノを言うのは、
コミュニケーションをとる上で大切なことです。
それを、まだ20歳の大学生が、海外のマスメディアに
「日本人として」出演する際、そこまで考えを至らせていたことにびっくりしました。
自分が20歳のときを振り返ると、恥ずかしい限りです。
ユーモアあるなあ、この方。と思ったのは、
中国と日本の違いを説明する中で「喧嘩」を取り上げたときです。
中国の喧嘩は「ビール瓶を投げる」など、見た目に非常にわかりやすい。
かたや、日本は「無視する」など、陰湿な面があり、空気を読まないとだめだったりする。
そこでご自身がおっしゃったのが、「僕、加藤嘉一(かとう・よしかず)だから、
そもそもKY(空気読めない)なんですよね。
もう、(空気)読みようがないんですよ。」・・・笑いました(笑)
加藤さんの夢は「日中を結ぶ架け橋となること」。
若いうちは海外にいて「日本にいては見えない日本を見たい」そう。
まだまだ若い加藤嘉一さん。これからどう成長していくのか、楽しみです。
加藤嘉一さん 3カ国語インタビュー
弱冠27歳のコラムニスト、加藤嘉一(かとう・よしかず)さんです。
10月27日夜に放送されたNHK「爆問学問」に登場し、
爆笑問題のお二人と、新宿の火鍋料理店で
料理を囲みながら談笑する様子や加藤さんが中国で講演し、
500人定員の会場に1000人が詰めかける様子が紹介されました。
8年前、2003年に身一つで中国へ飛び立ち、北京大学へ国費留学したそうです。
学生ですからお金を満足に持たなかったものの、中国語はひたすら勉強したそうで
アイスクリームを売っている年配の女性と話したり、中国語の新聞をもらって読んだりなど
「語学に一円もかけなかった」とのこと。
中国での講演の様子や、年間に300本受けるという取材の様子を拝見すると、
なんとまあ流暢な中国語だこと!まるでそこに中国人が存在するかのごとく、です。
今や、年間200本のコラムを書き、ブログは5500万アクセスを達成したそう。
そのブログは、なんと、胡錦濤(こきんとう)国家主席も読んでいらっしゃるそうです。
著書も多数。彼をここまで人気者にしたのは、あるテレビ出演がきっかけでした。
2005年、反日デモに行くという、日本人にしては勇気のいる行動をとり、
翌日、香港のテレビに出演。「反日デモの原因はなんだと思うか」と問われ、
「日本だ」「中国だ」と答えれば両国から反感を買うと考えた彼は
「バランスである」「日本と中国、両方に原因がある」といった説明をし、
評価されたそうです。
当時、まだ20歳。日本と中国、どちらかの肩を持てば、必ずもう一方から反感を買う。
だから、両者がwin&winになるよう考えてモノを言うのは、
コミュニケーションをとる上で大切なことです。
それを、まだ20歳の大学生が、海外のマスメディアに
「日本人として」出演する際、そこまで考えを至らせていたことにびっくりしました。
自分が20歳のときを振り返ると、恥ずかしい限りです。
ユーモアあるなあ、この方。と思ったのは、
中国と日本の違いを説明する中で「喧嘩」を取り上げたときです。
中国の喧嘩は「ビール瓶を投げる」など、見た目に非常にわかりやすい。
かたや、日本は「無視する」など、陰湿な面があり、空気を読まないとだめだったりする。
そこでご自身がおっしゃったのが、「僕、加藤嘉一(かとう・よしかず)だから、
そもそもKY(空気読めない)なんですよね。
もう、(空気)読みようがないんですよ。」・・・笑いました(笑)
加藤さんの夢は「日中を結ぶ架け橋となること」。
若いうちは海外にいて「日本にいては見えない日本を見たい」そう。
まだまだ若い加藤嘉一さん。これからどう成長していくのか、楽しみです。
加藤嘉一さん 3カ国語インタビュー
コラムニスト:井出 留美
office 3.11代表
井出留美オフィシャルブログ http://iderumi.com/
Twitter of Dr. Rumi Ide, Ph.D. : http://twitter.com/rumiide
office 3.11 http://www.office311.jp/