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バスケアメリカ代表のゴールドスタンダードに学ぶ夢への近道

2012年11月29日

ロンドンオリンピックでのバスケアメリカ代表は素晴らしかったですね。これで、北京、ロンドンと2大会連続のオリンピックでのゴールドメダル獲得です。ようやっと、ドリームチームなる言葉を堂々と語っても良いところまで、誇りを取り戻してきたのではないかな、と思います。

アメリカは世界的な大会でいくつかゴールドメダルを獲得し損なってきました。そんな彼らが、プライドを守るためにチームで約束したもの。それが、

ゴールドスタンダード

という彼らがチームであるためのルールでした。このゴールドスタンダードそのものを学ばざるして本大会については書いてはいかん!!と思い、大会が終えてから急ぎ読み進めてきました。

gold_standard.jpgゴールドスタンダード〜世界一のチームを作ったコーチKの哲学〜
著者:マイク・シャシェフスキー&ジェイミー・K.スパトラ

ここに挙げているものはこの本の一部に過ぎず、ヘッドコーチである、マイク・シャシェフスキーの素晴らしき教え、そして選手たち自らから出てきた教えは、ぜひ実際に本を手にとって読んで、感じて欲しいです。


バスケアメリカ代表の『ゴールドスタンダード』

---- P.115〜P.116から引用

私たちがいついかなる時でも実行すること。
私たちがお互いに対して責任を負っていること。

・言い訳はしない
  私たちが勝つために必要なことをする。

・強固なディフェンス
  これこそが金メダルを獲るための鍵となる。私たちは泥臭くプレイする。

・コミュニケーション
  私たちはしっかりとお互いの目を見る。私たちはお互いに真実を告げる。

・信頼
  私たちはお互いのことを信じる。

・集団責任
  私たちはお互いを信じて託して、献身的になる。私たちは共に勝利する。

・配慮
  私たちはお互いを支え合う。私たちはチームメイトを助ける。

・敬意
  私たちはお互いに、また相手チームに対しても敬意を払う。私たちはいつも時間を守る。私たちはいつでも準備をしておく。

・知性
  私たちは良いシュートを打つ。私たちはチームファールの数を把握する。私たちはスカウティングレポートを覚えておく。

・平常心
  私たちは弱さを見せない。

・柔軟性
  私たちはどんな状況にも対処できる。私たちは不満を言わない。

・利己的にならない
  私たちはつながっている。私たちはパスを多く回す。私たちの価値はプレイングタイムでは計れない。

・積極性
  私たちは毎回一生懸命にプレイしよう。

・熱い気持ち
  これは楽しみ以外の何ものでもない。

・パフォーマンス
  私たちは飢えている。私たちは駄目な練習はしない。

・誇り
  私たちは世界一のチームであり、世界一の国を代表している。


---- P.115〜P.116から引用

以上が"あの"スーパースターたちを集めたバスケアメリカ代表ドリームチームのゴールドスタンダードです。そう、見ての通り、基本中の基本なのです。これがあのスター軍団の守るべきルールなの?と僕もビックリしました。

文中にこんな一節があります。

---- P.109から引用

「どこでプレイするとしても、ーここでプレイしても、例え火星でプレイしてもー、相手を抑えて、リバウンドを獲ることができれば、戦っている相手が誰であろうと関係なく、勝てるだろう。だから、それが自分たちが定めなければならないスタンダードだと思う」。コービーが信じていたのは、私たちのチームはディフェンスとリバウンドに対して共通の意識を持たなければならないということだった。もちろん、それはNBAオールスターゲームではあまり見られないことだ。「相手が僕たちを見たとき、僕たちに運動能力があって、爆発的なオフェンス力を持っていると考えるだろうし、ディフェンスで相手の動きを封じ込めて、リバウンドを死守するガッツを持っているとは思わないだろう。海外でプレイする選手をたくさん知っているけど、それが奴らの僕たちに対する見立てだと思う。相手は、僕たちのことを、大量に得点を獲って、オフェンスで色々なことをやるような、目立ちたがりなプレイヤーだと思うだろうし、勝つために泥臭いプレイをしてくるとは考えていない」。コービーは、自分たちが素晴らしいディフェンスをすることで、世界に広まっているNBAスターに対する共通の誤った理解を自分たちなら払拭できると信じていた。

---- P.109から引用

たしかにNBAでは、ことオフェンスに目が向けられます。だって凄いですもんね(笑)だから各国もオフェンスが凄いだろう、いや、オフェンスでなんとかしてくるだろう、だからディフェンスはそこまでしない、なんとか点は獲れるだろう、と考えられてたわけです。

実際に日本で行われた2006年の世界選手権では、ギリシャに負け、95対101と、100点以上の失点をしていて、決してディフェンスが良かったとは言えません。結果は3位となんとも言えない悔しい結果となってしまったわけです。
olympic_usa.jpg
一流のディフェンスを見せたロンドンオリンピック

今回アメリカ代表は、ゴールドメダルを再び手にするために、改めてディフェンスに力を入れたということは放映される映像からもとても伝わってきました。これがあのハードなディフェンスの理由だったのか、と今だから納得がいきます。彼らはゴールドスタンダードを実践していたのです。

オフェンスのトップクラスとしてNBAでも優勝リングを5個も持ち、その類稀なるオフェンス力で幾度となく窮地を脱してきたコービーの口から、この声が発せられているのだから、これは本気です。

ただ、このディフェンスを頑張る、ということは、バスケで勝つための鉄則であり、当たり前のことに過ぎないわけです。わかる人はわかるし、わからない人でも、『点を入れられなければ負けはしない』ということはわかりますよね。

しかし彼らは、キラキラとした世界一のオフェンス力を持ったチームであり、国であるがゆえに、期待されることはド派手なオフェンスであり、観客もメディアもそれを望むわけです。

その中で、アメリカ代表が実行したこの当たり前のコト≒ゴールドスタンダードこそが、素晴らしい功績の源になったのだと思います。

■自分たちの現状を理解する。
■何をすべきかを明確にする。(≒ゴールドスタンダード)
■誇りを持ってそのゴールドスタンダードを実践する。

これがバスケアメリカ代表、ドリームチームの素晴らしい仕事ぶりだったんじゃないかな、と信じてやみません。

簡単なことを簡単にこなす。いや、簡単なことでさえ全力でやり切る。これが1番難しいように思います。それを実行したからこそ、アメリカ代表は金メダルを再び手にし、改めて強いアメリカを世界中に見せることが出来たのだと思います。


企業のゴールドスタンダード

本書を読むにあたり、会社を経営する者として、このチームビルディングを企業のチーム(組織)ビルディングとして想像してしまうことが絶えませんでした。僕はこの感覚は間違いないと思っていて、このゴールドスタンダードこそ、企業として持つべきモノだと確信しています。今ある言葉に置き換えれば、ゴールドスタンダードは『行動規範』などと呼ばれるのかな?と思ったりしますが、せっかくなら、金メダルを取るような組織でありたいですし、ゴールドスタンダードと僕は今後も呼んでいこうと思います。

組織は人の集まりです。そこには、色んな考え方やタイプの人がいるものです。僕もサラリーマンマネージャー時代に、組織のビルディングについては幾度も壁にブチ当たり、悩んだものです。そして、その組織はひとつの方向に向かって走らなければ簡単に崩壊してしまいます。実際に僕は崩壊もさせました。逆に、ひとつの方向に皆が向いて走り出した時には、想像以上の力を発揮し、成功への道をひた走ります。その経験も幸せにも、サラリーマン時代に味わうことが出来ました。

このひとつの方向を示すものが経営理念(マネジメントプリンシプル)と呼ばれ、その経営理念を実現していくための組織のルールがゴールドスタンダードであると思います。皆が追い求めるマネジメントプリンシパル。皆が守るべきゴールドスタンダード。これがキーワードですね。

あなたの会社には、ゴールドスタンダードがありますか?改めて、僕の会社でも皆とゴールドスタンダードを策定する話し合いを持ちたいな、と思っています。


個人のゴールドスタンダード

そして、これは組織だけの話ではありません。個人としても当てはまることです。忘れてはいけません、金メダルはチーム競技だけでなく、個人競技にも与えられるのです。あなたの夢を達成するために、向かいたい方向へ向かうために、自分のゴールドスタンダードを持ってみてはいかがでしょうか?誇り高く、夢にコミットし、実現に向けて走り出しましょう、ゴールドスタンダードと共に。

夢は、見るものじゃありません、実現するものです。

自分のやりたいことや、本当は今すぐにでもやりたいのに先送りしているものって多かったりします。それを「忙しいからしょうがないか」「今の職場ではどうせ出来ないから」とやらないことを自己肯定してしまってないですか?その時点で思考は停止し、その後も先には進めないでしょう。でもそれは仕方ないのかもしれません。人間は弱いものだからです。

だからこそ、こうして自らのゴールドスタンダードを決め、持っていることで、弱い自分に打ち勝つことができるのだと思います。あなたのゴールドスタンダードは何ですか?どんな内容ですか?気付いた今、早速考えてみましょう。


株式会社プラスクラス
代表取締役 平地大樹



コラムニスト:平地 大樹

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