「アメドラ」はこうやって観るのが一番楽しい!

高級ホテルでディナーデートにスイートルームでシャンパン女子会。ビバヒルのリアル高校生事情とは?


今回ご紹介する作品は、90年代大ヒットアメドラのリブート作品。
92010 新ビバリーヒルズ青春白書

リブート作品とは、
「オリジナルの設定を一部引き継ぎつつ物語を展開される作品」。
本作品は、1990-2000まで10年にわたって放送された『ビバリーヒルズ青春白書(ビバリーヒルズ高校白書)』のリブートってわけです。

私、実はオリジナルの方を観たことがありません。
全くのビバヒルバージンのままリブート作品を手にとったのですが、
『ゴシップガール』とは違った面白さではまり中・・・。

『ゴシップガール』の舞台は言わずもがな、ニューヨーク、中でもセレブが集まるアッパーイーストサイド。『ビバヒル』の舞台はニューヨークとは真逆の西海岸、カルフォルニア州ロサンゼルス。これまたセレブが集まるエリア、ビバリーヒルズ。

East VS West対決。お金持ちの高校生たちが巻き起こす恋愛・家族・ドタバタ劇、という設定は変わらないものの、舞台となる場所が違うだけでここまでイメージが違うものか。『新ビバヒル』でのファッションはTシャツ、短パン、ビーサンのビーチスタイル。こんがり焼けたキャストも多い。『ゴシップガール』は、とにかくおしゃれ。ファッションで魅せる作品でもある。『新ビバヒル』との大きな違いはここ。『新ビバヒル』のキャスト達もおそらく桁はずれのお金持ちの設定なんだろうけど、ファッションからかとても身近に感じるし、そのビーチスタイルは、やはり私が根っからの海大好き日本人だからなのか、見ていて落ち着く。

そして、お初「ディラン」にも感動!
ディランって、あの、なたぎ武と友近のコント『ディラン&キャサリン』のディラン!『新ビバヒル』のほうではディランは名前の登場だけで、今のところ本人の登場はないのだけれど(シーズン3放送現在) 『新ビバヒル』でも存在感バッチリだから、オリジナルでディランがいかに重要な役だったのか、十分伝わってきますね。

私はまだシーズン1の18話目を観終わった後ぐらいなんですが、
新~の中で、誰がオリジナルからのキャストなのか、また、オリジナルのストーリー内容も気になりネットでリサーチしてみました。

すると・・・
観なくていいものを観てしまいました・・・。
ネットには新~のシーズン3までのあらすじが紹介されていて、それぞれのキャストの恋の行方をネットで先に知ってしまった・・・
そこにはシーズン1からは想像できないとんでもない行方が多々記載されており・・・
その衝撃的な展開にショックは大きい!!!んだけれど、内容を分かって上でそのあり得ない展開を実際に観たくなるという複雑な気持ちです。

スポーツの試合結果と同じで、すぐに目につく位置にストーリー展開を記載しないでほしいですね。笑。最近ではほとんどのサイトで、「※以下、ネタバレあり」と記載してくださってますけどね。そんな親切な表記が毎回あるとは限らないので、自身での十分な注意が必要です!

そんな『新ビバヒル』。
やっぱり、誰とくっついた、離れた、
誰がドラッグした、克服した、
どこの親が不倫した、離婚した、
女同士のバトル、絶縁、三角関係・・・このあたり、フルコースで楽しめます。

まぁ、そのフルコースが面白いながらもそんな高校生おるかい、って感じなんですけど。私なんて女子高だったもんで、女友達と彼氏を奪い合うなんて、未来戦争の域でした。もう、ありえもしない、スターウォーズの世界。
   
それはそれで平和で、
大したトラブルもない恋愛ごっこもそれなりに楽しかったですが、
高校を舞台にしたアメドラを観ると、
高校生のときにもっとムチャをしておけばよかった、とも思いますね。

高校生だからこそできるムチャもあるし、
言ってしまえば捨てるものも守るものもない、
正しくないかもしれないけど、
人に反抗しても、ムチャをいってぶつかっても「若い」ことが救いになる。


ただ、本作にはちゃんと大人も出てきますよ。
オリジナルからのメンバーは、専属カウンセラーとしてウェスト・ビバリーヒルズ高校に戻ってきたケリー・テイラー(ジェニー・ガース)、女優として活躍しながら、一時的に演劇部の舞台指導者としてウェスト・ビバリーヒルズ高校に戻ってきたブレンダ・ウォルッシュ(シャナン・ドハーティー)、ケリーの母親のジャッキー・テイラー(アン・ギレスピー)、ゲスト出演としてシーズン1の19話と20話にドナ・マーティン(トリ・スペリング)が登場。
10年の月日が流れてもそれぞれのメンバーは非常に美しく力強く、サブ的キャストながらもストーリーにかなりの影響をもたらしてます。

高校生だけでなく、彼らの親、ならびにオリジナルからのメンバーの恋愛・人間関係における展開が決して乱雑ではなく丁寧に描かれているからこそ、このドラマは高校生でなく大人も楽しめるのかもしれないですね。ケリー役のジェニー・ガースは相変わらず誰よりも美しいし、彼女の存在があるからこそディランが名前だけの登場でもしっかりとした存在感があります。

手に取るまでに時間がかかったこの作品。
正直、『ビバヒル』なんて、ただのバブリーなアメドラでしょ、
と、ちょっとバカにしてました。ごめんなさい。

今週末から、オリジナルもしっかり観る予定!
ようやく生ディランに会える!楽しみ!!


Special Thanks,
イトウ ハルカ
コラムニスト:伊藤 遥

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