「アメドラ」はこうやって観るのが一番楽しい!

もし失敗しないとしたら、あなたは何をする? それが今、あなたがするべきことです。


よいお年を!


冒頭から締めにはいっているわけでは
決してありませんが、笑、

この時期、
街中がこの言葉であふれてるので、

この場を借りて言ってみました、
私も!


ただ、
まだまだ年内に片付けなければならない宿題があるので、
心はまだ、新年には近づいてないんですけどね。


色々あった2011年。
最後はちょっとイレギュラーに、

アメドラではなく、アメリカ映画について。

ニューイヤーズ・イブ


12/23から公開されている、
アメリカ発の最新映画です。

舞台は2011年12月31日。

会いたいけど会えない人がいる、
会えないかもしれないのに、会いにいく人がいる、
彼氏と過ごしたいのに、自分に固執する母親のせいで会えない人がいる、
今、会わないと永遠に会えないのに、仕事を優先させる人がいる、
新しく出会った人がいる。


8組の人たちが
一年最後の日に自分の思いを素直に伝えよう!!
と精一杯、素直に生きようとする、お話です。

数組のカップルのストーリーが同時に進行し、
最後はつながる、

という、ラブアクチュアリー、バレンタインデーみたいな、
最近ポピュラーな構図。

監督は「プリティ・ウーマン」の監督です。


私は、大好きなサラ・ジェシカパーカー様が出るとあって
しばらく女優業を休業するサラを拝みに
駆け付けました。

すいません、正直、
ストーリー性はなかったです。


あの、別々のカップルが

あぁ、この人の妹がこの人の彼女だったのか、
この人たち、親子だったのか、

とか、

最後につながっていく快感も、
最近この手の映画が増えすぎて感じなかったし、


特にキュンとくる恋愛も
切ないヒューマンストーリーもない。


でもね、
よかったの。

何がってあなた、
それは、N.Yのエンターテイメントのダイナミックさと
なんといっても、その映画に登場する「言葉」たち。


まず、冒頭にでてくるこの言葉。
「先を案じてどうするの?未来を思いっきり楽しんだらいいじゃない」

N.Yの大みそか、タイムズスクエアで毎年開催される、
「ボール・ドロップ」というイベント

(キラキラとライトアップされた巨大なボールを上まで掲げて、
新年を迎えた瞬間に下まで落とす、というイベント)


このイベントの最中にとあるハブニングが発生し、

「こんなことで、2012年はどうなるの??」
と、ざわつく観衆たち。

そんな彼らに、
このイベントを指揮する一人の女性が
放ったのが、この言葉です。


人ってどうしても
まだ起こってない未来に対してリスクヘッジをしてしまうから。

あーなったらどうしよう、こうしよう、

と勝手に想像して、
突然、未来に対して不安でいっぱいになる。


そうじゃなくって、
もっとシンプルに、
どんなことが起きようとも、
思いっきり、起こりうる未来をエンジョイしたら
いいじゃないか!!

Be positive!
ってわけ。


次にこれ。

「もし失敗しないとしたら、あなたは何をする?
 それが今、あなたがするべきことです。」

これはわりかしクライマックスなので、詳細は言えません!
観ようと思っている人に対して、ネタバレになってしまうので・・・。


もし、失敗しないっていう、確約があったなら、
私は何をするだろう??

・・・・・(思い当たることは一つだけある。)


それが今、私がすべきこと。


ハッとしましたね!


先を案じて、

まだ分からないのに、
起こってもないのに、

怖くて、動けなくて、
くよくよしてたことがあったから。

ここでの仮定は、
「失敗しないとしたら?」
になってるけど、

ようは、
失敗する、しないは大した問題じゃなくって、

失敗すると思って何もできないでいることが
一番の問題。


「失敗」の可能性なんて考えなくていい。

自分がやりたい、と思うことに素直に飛び込んだらいい!

そう、
思いました。

それが年内最後の私に残された宿題です。

素直に、挑戦すること。飛び込むこと。
失敗を考えないこと。


そして、
映画は最後にこう続きます。


「つらいこともたくさんある。
避けられないこともきっとある。

でも、できるだけ、たくさん笑っていよう。
笑顔がすべてを救ってくれるから。


Love is everything(愛こそすべて)」

と。


どこの会社がどれだけ損益だしたとか、
株価を下げないために、IR資料を改ざんしたとか、
税金回避のための所得隠しとか、

はっきりいってどうでもいいです。
本当にどうでもいい。


エモーショナルなことばかりほざくんじゃなくて、

経済の力ってすごく大切だから、
たしかに、
国の経済力を●%あげるための計算を
誰かがしなければならない。

誰かが現実を客観的に見て、
幸せになる方法を論理的に考えなければならなかったりもする。


でも、
難しいことも、簡単なことも、
ロジカルなことも、エモーショナルなことも、


根底は一緒。
誰かを、何かを大切に思う、「愛」。

これがなければ、何をしたって誰も幸せにはなれない。

エモーショナルに、

「愛」が大事だー!!フー!

って言ってるんじゃなくってね。


仕事でもプライベートでも
友達にも彼氏にも彼女にも
家族にも他人にも

そして、自分自身にも、

誰に対しても
どの状況においても
大切にするべきは、「愛」だなぁ、って思うんです。

それがあれば、
どんなことも乗り越えられる気がする。


この映画、この言葉。

当たり前の言葉が並べられているように
聞こえるかもしれないけれど、

この時期、この歳に
観ると、聞くと非常に胸に響く。

よし、決めた!

残された2011年、数日は、
「失敗を考えず、自分がしたいと思ってることをやってみる」。

2012年は、
「"愛"であふれる人になる」


皆さんはどんな1年でしたか?

もうすぐ2011年もあとわずか。
片付いてない宿題はありませんか?

まだ、間に合うかもしれません。

もう一度聞きます。

「もし失敗しないとしたら、あなたは何をする?
 それが今、あなたがするべきことです。」

Special Thanks
Haruka
コラムニスト:伊藤 遥

ベリトランス 広報

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