「アメドラ」はこうやって観るのが一番楽しい!

わたしは、キャリーになりたいのだ!!!


こないだ、なんかの媒体に三谷幸喜さんのインタビューがのってたのですが、
その中に、彼の作品づくりの原点になったものは「奥様は魔女」だ、って書いてありました。

えぇ!!アメドラ??

うーむ、親近感を覚えますが。

「奥様は魔女」は、1964年~1974年まで、
アメリカで放送されたコメディドラマ。
その時代、アメリカで人気だった観客の笑い声の入った、
なんちゃって観客参加型コメディ番組。

観たことない人も名前ぐらいは聞いたことがあるのでは??
日本でも大人気になり、1980年代まで再放送が繰り返されてたみたいです。

ドラマでもない。コントでもない。
でも少しほっこりする。

私はちょっと、「サザエさん」に似てるなぁ~と思います。

絶対チェックするってほどじゃないけど、
なんとなく、その放送時間になったらチャンネルをまわしちゃう。

っと思って三谷幸喜さんの作品を見てたら、
なんと、サザエさんの脚本も何本か書いているじゃないですか!
(1985年「ワカメの大変身」「波平つり指南」「妹思い、兄思い」「タラちゃん成長期」)


ってことで、じゃ、私の原点になってる作品って?

タイトルのキャリーが主役の
「Sex And The City」です。

面白みも何もない答えですが、
そうですね。これは譲れません。

コラム初回で「アリーマイラブに衝撃をうけ・・・」
とうっかり書いてしまったので、ここで、
SATCと書くのはどうなんだ、と思ったのですが。
初回コラム

「アリーマイラブ」は、アメドラを好きになったきっかけ。
「SATC」は、自分の生き方の原点となっている作品。

あの女性4人の自然体で人間くさい、でもなんかかっこいい生き方が大好きなんですね。

「私たち、男なんかに頼らなくても、一人で自立して生きていけるわ!」と
みんな片意地はって都会で生きていこうとするんですが、
人生、そーんな簡単にうまくいくもんじゃない。

うん、やっぱ一人はつらいよね。
乗り越えられないよね。
このせつなさをどうすればいいの?

っていう、一人で暮らす女性なら誰もが感じる
孤独さを彼女たちも感じてます。

でも、それを、
「友達でしょ!助けてよ!」
とも言わないし、

友達も、
「大丈夫よ!私たち親友でしょ?困ったときはいつでも相談にのるから頼ってよ!」
とも言わない。

いい意味で気持ちの悪い、表面だけの
いい言葉をお互い言わないんですね。

親友同士のはずなのに、みんな男優先だし、
ドライだし。

でも、みんなの何の気ない行動や言動にヒントをもらって、
自身で気づいて、学んで、成長していくんです。
まわりは気がつかないうちに、学びを与えてて、
まわりが気がつかないうちに、成長して乗り越えてる。

なんか、言葉にするのが難しいけど、
うん。「友情」だなって思います。

おこがましく与えるわけでも、
与えられるわけでもない。


ただ、一人一人がただ自分の人生を懸命に生きてる、それだけ。
でもそれがお互いを成長させてる。



そんな彼女たちをみて、


あぁ、私もそうでありたい、



って、切に思ったんです。



「助けて!」
「いつでも力になるからね。」

いうのは簡単ですからね。


私自身が生きてくことで、
相手が元気を取り戻してくれればいいし、
相手が生きることで、私が成長できればいい。


でも「助けて!」って言わないのってけっこう大変なんですね~これが。
言葉にするのは楽だし、

本心かどうかはおいといて、相手が言葉にしてくれるだけで、
安心したりもするから。

ついついそこに逃げちゃう。


恋愛だめだめでも、
自己主張強くても、
働かなさすぎでも。

そんな彼女たちが大好きなんです。


・・・っと語ってたら、また、彼女たちに会いたくなってきた。
今日の気分は、シーズン5の「プラスワン」は孤独のコードネーム」だな。

Special Thanks
Haruka
コラムニスト:伊藤 遥

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